知る 分かる 出来る
ネットを調べればいろいろな事を知る事が出来ます。
少し前ならお金を払って買わなければ得られなかった情報も、無料で提供されていたりします。
手技療法なども多く無料で動画が”配られ”ます。
それで色々な知識を得る事が出来ます。
手技のテクニックなどを無料で出しても大丈夫なのかと思いませんか?
無料で公開されている情報を、見る方は使えると思うと思います。
実際、情報を公開している側の先生は、使えます。
使って効果を出していると思います。
でも、公開された手技を見ただけでは、殆どの人が使えません。
知るというのと分かるというのは違います。
公開された情報を知っている、テクニックを知っているというのと、そのテクニックがどういうものなのかを分かる事は別です。
患者さんの状態や術者の姿勢や使っている手などは分かります。
でも、どれくらいの圧が掛かっているか、それを受けた時の感覚はどんなだかは分かりません。
テクニックそのものがどんなものかは、知ってはいても分かっているという訳ではありません。
受けたている時にどんな感じなのか、受けた後にどんな感覚になるのか、分からない。
その上、手技については手指や体の使い方の感覚が分からないので、殆どは出来ません。
そもそも練習しても出来るようになるのに時間がかかるテクニックです。
見ただけで出来る可能性があるのは、経験があり実績があり知識があり、既に多くの身についたテクニックを持っている先生だろうと思います。
手技は受けてみて、実際にやってみて、人から見られた自分を客観的に評価されながら、練習して下さい。
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