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指針整体を残したいと思った理由

読了までの目安時間:約 3分

20年ほどまえに整体スクールを立ち上げた時、骨格調整の手技としてマッスルエナジーテクニック(MET)を教える事は決まっていました。
ただ、もう一つ。
指針整体を教えるか押圧系の整体を教えるのかは、少し考える期間がありました。
てあて整体スクールを始める前年、一年間だけMETと押圧系の整体を教えていた時期があります。
整体を教えて欲しいと言われた人が3人いたので、日曜の夜に教えていました。

一年でMETも押圧系の手技も身につけてもらえましたが、ちょっと気になる事がありました。
押圧系の手技は上手下手が、かなり差があると言う事です。
荒木の学んだ押圧系整体は、強押しとか強揉みではなく、把握圧迫という手法をとっていました。
上手く出来れば、とても気持ちが良く効果的な手技です。
でも、上手い下手が極端に現れる。
受けている人にも分かる程度の違いがあります。
揉んではいないのに、揉み返しになってしまうような人もいます。
(好転反応ではなく揉み返し)
下手だと適切な圧が入らない場合もあります。

いろいろ考えました。

指針整体は当時自分でずっと使っている手技でした。
押さない揉まない体重をかけない、トントンとリズミカルな刺激を入れる手技です。
指導していたのは、荒木に教えてくれた先生だけ。
他に教えている所は、当時もありませんでした。
荒木が教えて良いものなのかという気持ちがあって、最初は教えていませんでした。

でも、指針整体は上手い下手があったとしても、効果の出る整体です。
下手でも揉み返しはないし、必要な刺激が入らないという事もない。
事故もなくどうやっても効果があるのなら、指針整体の方が良い、と思いました。
当時はまだ整体による事故などがあった時代です。
強く押したり揉んだりして痣になったり、ボキボキして動かなくなったり。
そんなことが、指針整体ならありません。
受ける患者さんも安心で、やっている整体師も心配なく出来ます。
だったらやっぱり指針整体を教えようと思いました。

意を決して荒木に教えてくれた先生に、指針整体を教えたいと聞いたところ、手放しで応援してくれました。
そんな事もあって指針整体を教えるようになりました。
以来20年以上が経過しますが、他には教えている人がいません。
出来ればこの手技は残したいというのが今の気持ちです。

他にはない力を使わない安心の手技を、これからも伝えていきたいと思います。


指針整体

 

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