アレクサンダーテクニークを受けてくれている人たちのこと
荒木のアレクサンダーテクニークの個人レッスンを受けてくれている人は、極端に二つの傾向があるようです。
その両方とも、荒木の面倒な説明を体感と合わせて理解してくれようとしているのは同じなんだけど、一方は何となく分かるという感覚で進んでいる方々で、もう一方はとにかく全然分からないという状態のまま進んでいる方々です。
分かるような分からないような、という人たちは殆どいなくて、何となく分かるか全然分からない、という感じです。
全然分からないのに続くって凄い。
毎度、そう思います。
だって色々と毎回試しているのに、分からないが続くんです。
大変だろうと思います。
でも、何となく面白いと思ってくれているのか、もしくは知りたいという気持ちが強いように思います。
いずれにしても大変ありがたい事です。
とかく、アレクサンダーテクニークは分かりずらいと言われます。
個人的には説明はしずらいんだけど、ソレが分からないって事でもないなと思います。
アレクサンダーテクニークは、普段使っている言葉や、普段自分のやっている方法や、普段の判断の基準とは違う、言葉や方法や基準を使うので、つい”分からない”に分類してしまいがちです。
でも、実際には誰でも知っているし、体感しているし、出来ている事なんだと思っています。
全く初めての事ややった事のない事をする訳ではありません。
まだ意識の芽生える前にはやっていたような方法を、再発見するような感じかもしれません。
だから全く初めてのような気がするんだろうと思います。
知ってる方法ではない方法でアプローチします。
面白いですよ。
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