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風呂キャン界隈の皆様へ

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風呂キャンセル界隈という言葉を初めて聞きました。

面倒になってシャワーやお風呂に入るのをやめてしまう人たちの事

だそうです。
信じらんない!
とは言いません。
25年も整体師をやっていると、お風呂に入らない湯船に浸からない人の割合が増えている事は知っています。
体感的に言えば20年前で既に、10代20代の人の40%位が湯船には入っていない印象でした。
湯船に浸からずシャワーで済ませている。
シャワーまで使わないとは知りませんでしたが、一定割合で増えてるんだろうなとは思いました。

しかし、界隈という言葉で括られると、どうもそれが肯定されているような印象で、あまり良くない新語だなと思います。
言葉が出来ると、それが認知され、異常な状態ではなく、普通にいるんだと認識されるんだろうなぁと思います。
風呂に入らないのが、異常とまでは言いませんが、昭和の時代くらいまでは、一般的には風呂に入る湯船に浸かる人が大多数だったと思います。

どうして湯船に浸かるのが良いのか。

自律神経が整います。
湯船に浸かると体温が上がり副交感神経が優位になります。
でもシャワーだけだと体表しか温度が上がらず、日中の交感神経優位のままになってしまい勝ちです。
そして夜、寝やすくなる。
湯船につかると深部体温が上がり、ゆっくり下がることで自然な眠気が促されます。
シャワーだけだと温度のメリハリがつきにくく、寝つきが悪く睡眠の質の低下につながります。
また血流・疲労回復につながる。
体温が上がる事で血流が促され、筋緊張や疲労物質の代謝が助けられます。

特にこの時期、暑い夏には風呂に入る湯船に浸かるのが、夏バテや体にも良いという事になります。

難しいんですかね。
出来れば入ってもらいたいと思います。

それにしても、風呂に入ると疲れるという理由があると聞いた時には驚きました。
風呂に入ると疲れは抜けます。
出たすぐ後は体が軽くなり、翌日は疲労も抜けている。
入浴頻度が多いと脳卒中や心血管疾患のリスクが低いという研究や、動脈硬化や血管機能の改善と関係があるという研究もあります。

出来れば入ってもらいたい。
腰痛や肩こりや膝痛の患者さんには、セルフケアの一環としてもお願いしています。
暑い夏にこそ湯船です。


風呂マン

 

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