「見はらし世代」「ミーツ・ザ・ワールド」を観ました。
最近、立て続けに映画を観ました。
見はらし世代 https://miharashisedai.com
ミーツ・ザ・ワールド https://mtwmovie.com
どちらも主人公が20代の物語です。
「見はらし世代」は監督も20代ということが話題になっているようです。
どちらも素晴らしく、どちらもとても面白い映画でした。
戦争映画とラブストーリーと若い人の映画とアニメは、基本的には観ないんですが、「見はらし世代」は20代若者の親が遠藤憲一さんと井川遥さんで、自分と少し近い年代だったという事、「ミーツ・ザ・ワールド」は杉咲花さんが主演という事で観ました。
結局、観たいものは見てしまうって事です。
「見はらし世代」は親と子供の確執というのか、微妙な関係性を描いています。
遠藤憲一さん演じる男親としての男性像も、その子供を演じる黒崎煌代さんの男の子と男性の間の定まらない未熟な感性の男性像も、どちらにも感情移入してしまいました。
それぞれ素晴らしい演技で、そうだどうしてこうなっちゃうんだろうと思ったりして、迫ってくるものがありました。
男はああいう表情や言葉や間や感情表現をしてしまいます。
いや、自分だけかもしれませんけど。
いずれにしても完成されていない未熟な男という事なのかな、と我が身を顧みたりしてしまいました。
「ミーツ・ザ・ワールド」は新宿歌舞伎町を舞台に、やはり揺れる20代を描いていました。
テーマらしきものは生きるという事のようで、若者の生活の中でそれが描かれていて、純粋に表現出来ていて分かりやすく迫ってくるものがありました。
感情移入できる部分はありませんでしたが、ストーリーに入り込む事は出来ました。
エンドロールに菅田将暉という名前が出て、あれっどこで出てたっけと、後から考えたりしていました。
どちらも若い俳優さんが素晴らしい演技をされていました。
「見はらし世代」は監督さんも20代で、本当に凄い。
これからが楽しみでした。





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