技術や知識や情報だけではなく、経験を教えたいと思っています。
整体師になる事もそうですが、それ以外のことでも、技術や知識や情報だけでなく、経験を教えたいと思っています。
説明すると分かりにくくなるかもしれませんが、少し説明してみたいと思います。
技術も知識も情報も、具体的な数字や言葉や物に落とし込めるものです。
整体の技術であれば、整体師の立ち位置や視線や体の使い方、手指をどこに当てるかどの方向に当てるか、どれくらいの力でどれくらいにスピードでどれくらいの時間行うか、言葉や数値に出来るものです。
ストレッチや運動にしても、外から見て説明の出来るものです。
それはそれでとても大切で、誰でも取り出せるデータとして保存できるものです。
それも伝える必要があって、それはもちろん教えます。
でも、本当に教えたいのは
経験です。
経験はその人だけのものです。
こんな感じがすると言葉で伝えても、本人の感じ方とは違います。
整体の手技をやった時、手にどんな感触が残るのか、相手の変化をどんなふうに感じるのか。
そういう経験はその人の中にしかありません。
ストレッチをした時、体が伸びる感覚と言葉で説明しますが、人それぞれ伸びる感覚は違います。
整体にしろストレッチにしろ体の使い方にしろ、本当に伝えたいのは経験です。
経験を伝えるために、手順や方法や一般的な感じ方を一般的なオノマトペを使ったり普段は使わないオノマトペを使ったりして伝えます。
なんでも言葉で説明出来る、と思っている人が多いように思います。
技術も知識も情報も、言葉で説明出来ます。
でも、経験は説明出来ません。
他人が経験したことは、その人にしか分からない。
その人はその人でしかないし、自分は自分でしかない。
その人の経験はその人だけのもので、他の人の経験とは別物です。
私の美味しいとあなたの美味しいいは、同じ美味しいでも違う美味しいです。
同じことをしていても、同じ動きになっても、同じ結果であっても、別物です。
経験を大切にしたいと思って伝えるようにしています。





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