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アレクサンダーテクニーク・グループレッスンを受けて来ました。

読了までの目安時間:約 5分

荒木がアレクサンダーテクニーク教師になるトレーニングをしたスクールで、ガル・ベンオールさんのグループレッスンを受けて来ました。
ガルさんはマクドナルド氏系列と言われるクラシックなアプローチをする先生です。
荒木はアメリカのATI系列の指導を受けているので、クラシックなアプローチの先生のレッスンは実はそれほど受けた事がありません。

参加者はこれから教師になる人や教師になっている人など11人が来ていました。

グループレッスンにもさまざまな方法があると思いますが、今回は30分程度話をした後、一人一人にハンズオンワークをして行きました。
チェアワークとも呼ばれる事のある方法で、椅子に座っている生徒(受ける人)に触れます。
そこから立ったり座ったりがメインのレッスンです。
約90分全員に対してワークを行いました。

ワークをしながら受けている人に対して言葉をかけたり話をしたりもしていました。
同時に参加者にも解説をしながらのレッスンでした。
二つの言葉が印象に残りました。
もちろん彼のワークもですが、ワークと言葉が相まって心に残っています。

Not easy but simple.
Invite to stand up.

Not easy but simple.
ハンズオンしながら立ち上がりますが、その時に生徒さんにかけた言葉でした。
立つという動作をアレクサンダーテクニークを使って、インヒビションとディレクションをしながらする事は、簡単ではない(Not easy)が、でもそうやって立つという事象はとてもシンプルな事です。
というような意味だと思います。
そして実際、そういうワークが行われていました。

言葉で聞いても分かりずらいかもしれませんが、他の事にも当てはまる事です。
実際に行われるその事象事態はシンプルなものだけれど、それを今までやって来た方法とは違ってやる事は難しい事。
今までの方法ややり方が身についていて、今までの方法が普通で正しいと認識されている体を、余計な事を何もしない状態で、自分の元々の在り方(プライマリームーブメント)に照らして出来れば、それをする事は難しいかもしれないけど、単純でシンプルな事です。

これがやりたかった事だと、改めて確認しました。
これが好きだったんだなと思います。
シンプルに単純にできる事を、つい複雑にやらなくても良い事までやってしまっているのを、元に戻す。
そういうアレクサンダーテクニークが教えられたらと思います。

Invite to stand up.
椅子から立つという動作をする時にかけられていた言葉です。
「これから立ちます。でもまだ立ちません、立とうと思わないでください」と声掛けしながら、荒木も同じ事をする事があります。
アレクサンダーテクニークで言う、やらなくても良い事をやらないままにして(インヒビション)、自分の在り方を思いながら(ディレクション)、結果的に立つという事をする。

「立つ」という自分の中に既にあるプログラムだと、やらなくても良い事が含まれている可能性があります。
だから、「立つ」という自分の中のプログラムではなく、やらなくても良い事が含まれていない動作を、自分の元々の在り方を忘れていない状態でやりたい。
それが出来ると、「立つ」と思わなくても、「立つ」という動作をしなくても、結果的に立てたりします。

そのために、Invite to stand.(立つという結果にご招待します)という言い方は、とても良い表現だと思いました。

ボディマッピングの時に、頭と首の間の関節を、「ここから首の骨がはじまっているのを思い出してください。」という知り合いのアレクサンダー教師がいます。
首の位置を、イメージして下さいではなく、思い出して下さい、と表現しています。
イメージすると言う作業の中に、自分で作り出すようなDO(する)印象があるので、思い出すという既にあるものを想起する言葉を使う事で、しない(Non doingu)という事からのアプローチが出来るのではと思っています。

言葉を大切にしながら、手で伝える。
やりたい事が体験出来たとても良いグループレッスンに参加させて頂きました。

 

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