体の使い方を伝えるのは難しい。
てあて整体スクールで指導している指針整体は、他の整体の手技とは体の使い方が違います。
やっている事は同じように見えて全く違う体の使い方をするので、伝えるのが大変な時があります。
患者さんの皮膚に指を当て、指を体の深部に沈ませ、すぐに引くいて圧を抜く。
これだけのことです。
見ていると他の整体と同じように、指が上下していて、そのために体を使っています。
でも、指の動きの前半と後半のスピードが、普通の整体とは全く違います。
違っているのは見ていても明らかですが、そこが重要なようには見えないんだろうと思います。
見ているのは、指が上下しているというところだけの事が多い。
指を上下させるのに上半身を前に倒したり起こしたりはしません。
でも、普通の体の使い方では、体を前に倒したり起こしたりします。
違いは見ていて明らかですが、そこではなく体全体が上下になるというように見える(解釈される)んだろうと思います。
生徒さんには言われた通りにやってみてくださいとお願いします。
指を当て、股関節と膝関節を屈曲させる。
股関節と膝関節を屈曲させると、上半身は下に並行移動します。
上半身が前に倒れるような運動ではありません。
これまでの経験の中で見てきた、体を前に倒す運動と解釈してしまうから、上半身を前に倒してしまうのか。
上半身を下に並行移動させようとして、そんな動きをした事がないので、前に倒してしまうのか。
いずれにしても、言われた通りではない動きになります。
でも、本人は言われた通りにやったと”感じて”います。
実はここが難しいところです。
言葉や見た事をそのまま受け取って、そのまま再現するのは意外に難しい事です。
自分では出来ていると感じるし、やっていると感じます。
でも、実際には出来ていない。
でも一旦出来るようになれば、再現は簡単です。
複雑でも重労働でもないので、やる事自体は簡単です。
体でおぼえるという事なんだろうと思います。






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