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” 暁斎が描いた浮世のことども “ 櫂舟三郎コレクション を観て来た。

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加島美術(銀座一丁目)で開催中の「暁斎が描いた浮世のことども」を観て来ました。

加島美術は画廊で、ギャラリーでの展示会だったので無料で観ることが出来ます。
雨にも関わらず多くの人が来ていて、河鍋暁斎の人気が分かる展示会でした。
10年か15年ほど前にも、赤坂のギャラリーで同じ櫂舟三郎コレクションの暁斎の展示を観たが、規模も違い内容的にも充実した素晴らしいものになっていました。
河鍋暁斎を初めて観たのは、たぶん髑髏の絵だったと思うが、今回の展示を観て幅の広さと画力の凄さが分かりました。
全体を眺めていると、伊藤若冲を何となく思い出しますが、時代も違い少し新しい雰囲気もあるのかと思ったりしました。

図録を手に入れたので、見ながら少し感想を書いておきます。

「04 版画団扇絵蘭を描く美人」のような絵も綺麗で良かったが、個人的に一番好きなのは「22鯱鉾図」でした。
鯱鉾を大胆な構図で構図で描いており、可笑しみもあり一気に描いた勢いも力強さもある作品です。
同時に「37梅樹鴉図」「36梅樹雙鴉図」など鳥を描いたはっきりした画も、また「89扇面画 蛙戯画」みたいなイラスト的なのも好きでした。
「117年賀摺物 画室衝立の虎」は小さいが凄い作品で、暁斎の動物の表現の上手さも分かる作品だと思う。

それとは別に「135達磨図」や「134日課菅公図」「144大燈国師横臥図」などの人物画が、それぞれの人が何か言いそうなところが良かった。
また、個人的に普段はあまり好まないような絵だけど、「136騎獅兒文殊菩薩図」は引き込まれてしまいました。
千代紙や双六なども楽しく見ました。

実はコレクターの櫂舟三郎こと藤田昇さんが大学の同級生で友人で、収集している話は聞いていたが、ここまで大変なコレクションで歴史文化的にも貴重なものというのは、今回初めて知りました。
研究も素晴らしいと思いました。

6月28日までやっているようです。


加島美術

東京都中央区京橋3-3-2
TEL 03-3276-0700 
FAX 03-3276-0701
営業時間 平日・土 10:00〜18:00 日・祝日 休業

暁斎が描いた浮世のことども

 

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