” Pipe WIP 1.1 “を観て来た。
横浜赤レンガ倉庫でオルガンワークスのワークインプログレスを観て来た。
Pipe WIP 1.1
Pipeは何かと何かを繋ぐ途中のものというような意味合いなんだろうと思う。
開演前の冒頭にオルガンワークス主宰の平原さんから、このワークインプログレスは試演会とあったので感想を書いてみる。
客席が少しアレンジされていて、普通の階段席もあったが、舞台上にある20脚ほどの実測者席と呼ばれる席に座って観た。
舞台が始まると演者がセリフを話し始め、物語が始まったように感じ、そのさなかに突然居合わせるような格好になった。
舞台の袖で見る事はたまにあるが、舞台の中に席があって見る事は初めての経験だった。
正直、最初は自分(観客、実測者)の立ち位置がはっきりせず、物語の渦中に居るモブのような存在なのか、俯瞰して観ている観客なのかが分からず、視点が定まらないような、入り込めない時間があった。
ただ、物語世界に慣れて来ると、扱われているテーマの重さもあってか、引き摺り込まれるような印象もあった。
舞台の造りパフォーマンスの構成とは違って、具体的なストーリーが展開され普遍的な価値観のようなモノを扱っていて、観ている者のそれぞれの立場で考えるところの大きなテーマだと思った。
時代の変化の捉え方はそれぞれだけど、個人的にも苦しくも重いものを感じました。
ダンス作品と言うよりかなり演劇寄りで、個人的にはもう少し言葉ではない表現、身体表現などを織り交ぜて欲しいと思った。
鹿(たぶん)役をもっと際立たせるとか。
それもこれも見る場所で違うんだろうと思います。
普通の観客席から俯瞰て見ているのと、舞台の中に居合わせるのとでは、舞台世界で展開されるものの捉え方が変わってくると思う。
とても面白いチャレンジのある作品でした。






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