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立つ事と触れる事と

読了までの目安時間:約 4分

昨日、カンパニーグランデの講座でジャグラー目黒陽介さんのWSを受けて来ました。
カンパニーグランデは埼玉芸術劇場のカンパニーグループで、荒木は第二期メンバーです。
二年後の大ホールでのパフォーマンスに向けて公募された、市民参加型期間限定の100人もいるグループです。
講座にはさまざまな講師がいらっしゃって、ダンサーや小説家や写真家、音楽家の方などもいらっしゃいます。

昨日の講座は「立つ事」「触れる事」から始まりました。

立つってどういう事でしょう。という問いから始まります。
固まる事ではない。
常に微妙に動いている(揺れている)。
重心は踵やつま先ではなく、踝の下の空間あたり。
みたいな事を目黒さんから言われました。
参加者からもさまざまな考えがありました。

立つ事を考えるだけで、力が抜け、自然な立ち方に近くなっていくように見えました。

丁寧に触れてみて下さい。
柔らかなボールを渡されて、持ってみました。
触れる面積を多くする。
全ての関節を使う。
次に直径30センチ位のジャグリングで使う輪っかが渡されました。
同じように持ったり触れたりしようとしますが、こちらは意外に難しい。
形状で違うんですね。
ここでもさまざまな考えがありました。

触れる事をことさらにやってみるだけで、手から腕や肩にかけての力が抜けていきます。
普段、ほとんど常に何かに触れていますが、触れる事自体に意識を向ける事はあまりありません。
でも、触れる事を意識するだけで、触れ方が変わり体が楽になっていきます。

自分に戻る

という事をアレクサンダーテクニークで良く言います。
普段は殆どの事を習慣的に行っています。
自分をなくしてというと大袈裟ですが、ことさら自分の状態や状況を思い浮かべずに、何かを行なっています。
立ったり座ったり、スマホを持ったりパソコンを打ったり。
習慣的に行う事で効率的に動けます。
でも、いつもと同じ動きにはまり込みます。
首肩に力が入ったままやっているなら、知らないうちに首肩に力が入ります。
頭を前に出して動作していたら、常に頭は前にあります。
それを習慣的に知らず知らず行なっています。
そしてそれが通常運転でデフォルトで何て事ない普通の事になります。
ただ、疲れが溜まったり長時間やっていると、疲労物質が溜まったり筋疲労が起きたりします。
そうやって症状が出てから気が付く。

自分に戻る

気がついて、立っている事や、触れている事を、どんなふうにやっているか、自分が今どうなっているのかを感じてみる。
それだけで、脱力したり緊張が解けたり、楽な自分を思い出したりします。
思い出す(自分に戻る)だけで、体の中でフィードバックが起きます。

自分に戻ってみて下さい。


馬 骨格標本

 

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