アレクサンダーテクニーク・グループレッスン やりました。
日曜日にアレクサンダーテクニーク・オンラインレッスンを行いました。
オンラインでグループレッスンでしたが、何となく一対一の個人レッスンのような感じもありました。
今年に入ってからはリアルでレッスンをすることが殆どできず、直前になってオンラインをお知らせするようになってしまいます。
このレッスンは毎月1回だいたい第一日曜日に行なっているもので、7年前NHK文化センターで始まった講座から継続して参加していただいている方々が受けてくれています。(光が丘のNHKの撤退に伴い、大泉学園に来ていただいています。)
新しい方が参加されることもありますが、基本はNHKからの皆さんです。
オンラインは苦手な方がいるのかなと思っていましたが、何度かやった後に聞いてみると意外に面白いという声も聞きます。
実は自分自身が少し苦手意識があることに、数回やったあとに気がつきました。
苦手意識って何だろうと少し考えたり、内容を工夫したりしながら続けていると、苦手ということはなくなってきたみたいです。
この日のテーマは「自分を感じる」にしました。
このところ整体の患者さんを見ていても、アレクサンダーテクニークの生徒さんを見ていても、また、人と話をしていたりしても感じるのは、自分を忘れている、ということです。
分かりにくい表現になってしまいますが、他の言い方よりもこれがしっくりくるのでそんなふうに言っています。
自分を忘れているというのは、自分のことをあまり感じていないということです。
あるいは、自分のことを感じる時間が少ないということです。
腰痛や肩こりや疲れがある時には、痛みやコリや疲れを感じます。
でも、その痛みがどんな感じなのか、コリがどんな風なのか、疲れがどこにどんなふうに溜まっているのか。
実感として体の感覚を、そこまで感じていない印象です。
言葉で理解しているような、疲れや痛みを「いつものアレ」のように処理しているような感じです。
そうすることで、やり過ごしているような感じがします。
やり過ごして済んでしまえば結果オーライのような。
ソレでもだめなら整体や医者や何やかやに行きますが、そこでも実感されているようには思えません。
また、体の感覚をどこかに置いてきて、頭でだけ行動しているような印象もあります。
毎日毎日の日課や仕事や趣味に追われて、自分の体がどんな風になっているかは二の次三の次です。
それでも生活は出来ていくし生きていくことは出来ます。
でも知らないうちに蓄積していくものもあります。
疲れだったりストレスだったり緊張だっだり。
でも自分を忘れていると疲れもストレスも緊張も感じません。
何か問題が起こったり問題になったりした時に、やっと気がつきます。
アレ!?大変だ!?
それでは遅いという訳ではありませんが、それだと体が可愛そうでしょう。
いつか動けないということになったりします。
それに知らないうちに溜まっている疲れやストレスや緊張は、日常のパフォーマンスを薄っすら下げています。
出来るんだけど・・・結構出来ているんだけど・・・
の・・・の部分です。
今一まで行かないかもしれないけど、絶好調になりきれない。
或いは好調になりきれない。
クリアな自分になれない。
みたいなことです。
そこで「自分を感じる」をテーマにしてみました。
たぶん現代人に必要なことになってくるんじゃないかと思っています。
このところタイミングが合えばやっているので、これからも少し探求したいと思います。
(写真はレッスン最後に大橋さんの「魔法のフレーズ・・・」を紹介しているところです。)
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