解剖学は何の為
整体やボディセラピーを学ぶ時、欠かせないのが解剖学・生理学です。
でもどうして解剖学が必要なんでしょう。
人の身体を扱うんだから当たり前。
ってことでしょうか。
ではどうやって使うのか。
解剖学を知っていると整体する時にイイことがあるんでしょうか。
あります。
解剖学は人の身体がこうなっている、と説明する時の一つの基準です。
基準があれば、調子が悪くなった時に、基準に照らし合わせて原因を考えることが出来ます。
車が走らなくなったら、設計図とその時の状態を照らし合わせれば、設計図と状態が違っているところが原因の可能性があります。
生理学もそうです。
動きや身体の器官の機能が上手く働かない時に、生理学と照らし合わせてみると言う方法もあります。
解剖学を知っていれば、身体の痛みや不調の原因を考える手助けになると言うことです。
それに解剖学は目に見えるし、触れられる。
(小さすぎるものは見えませんけど。笑)
触診のスキルが上がれば、身体の中の状況も"ある程度は"分かります。
全く初めての症状の人が来た時、解剖学的な知識があれば原因を考えることが出来る。
だから解剖学は欠かせない。
今月の名古屋の授業は解剖学と指針整体。
胸の骨(胸椎)と肋骨の間には二つの関節があります。
肋椎関節と肋横関節。
そんな話をしました。
限られた時間の中での授業なので、整体師に必要と思われることをまとめてあります。
でも、雑談的に話が飛ぶことも多い。
この日は呼吸の話から胸郭の話になり、胸椎と肋骨の関節の話。
横隔膜や腰椎・骨盤の話などになりました。
解剖学は覚えるよりも、何かを説明する時に使うもの。
だから骨や筋肉は名称よりも、部位と形状が大切です。
なんて話をしていました。
今日で名古屋授業は終わり。
明日から東京であす。
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