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「軸を引き上げる」のではなく「軸は引き上がる」

読了までの目安時間:約 4分

言葉尻を取り上げる訳ではありませんが、言葉の使い方は大切です。
特に大人に何かを教える時はそうだと思います。


軸を引き上げる。


バレエのレッスンで良く言われます。
特に大人からバレエを始めると、必ずと言って良いほど言われると思います。
「軸が引き上がっていない。」
「体幹が落ちている。」
「背を伸ばして。」などなど
言われて自分の姿勢を見直して、背筋を伸ばしたりします。


背中が曲がっているのか。
肩が前に出ているのか。
肩が上がっているのか。
胸が上を向いていないのか。
そんなことを考えます。


「軸を引き上げる。」と言われると、当然のことですが、引き上がるものだと思います。
引き上げるものだと思います。
能動的に引っ張ったり伸ばしたり”する”ものだと思います。
でも、そうなのか。


軸は引き上がるもの。


です。
???ですか。
でも能動的に引っ張ったり伸ばしたりしなくても、引き上がります。
ただし自然にそうはなりません。
体の中の感覚を見つめ感じなければそうはならない。
写真を見て下さい。


テンセグリティ圧縮構造

左のおもちゃはテンセグリティ構造をしています。
右はお手玉を積み上げた構造で圧縮構造などと言います。
人間は左のテンセグリティ構造に近い構造と言われたりします。
硬い構造(骨)が軟らかい構造(靭帯・筋膜・筋肉等)で繋がっていて、必要最小限の緊張・テンションで形作られている。
この構造は上下に圧縮するような力(例えば重力)がなくても、形が崩れません。
また、部分だけ動かすことは無理で、部分が全体に影響を与え全体は部分に影響を与えます。
左のお手玉のような圧縮構造では、上下に圧迫する力がないと形が崩れます。
このテンセグリティ構造の持つ形を崩さない全体の形を形作っている力を考えてみて下さい。
人間の体も同じように全体は部分の繋がりで出来ています。
また、立っている時や姿勢を作っている時は、必要最小限の緊張・テンションで立ったり姿勢を作ったりしています。
体の中から形を崩さない全体の力は、上下や内から外に向かって感じることが出来ます。
この力を感じることが出来れば。


軸は引き上がるもの。


です。
同時に肩は左右に広がり、腕は外に向かいます。
脚は足先の方向に伸びていきます。
そうするのではなく、そうなっている。
その力がどの辺りに感じるのか。
誤解を恐れずに図解してみました。


軸

だいたいこの辺りに感じると思います。
この辺り(背骨の前面)に上下に伸びてくる力のような方向性のようなものを感じてみて下さい。
1番で立って腕をアンバーにして、感じてみてください。
なんとなく感じられるはず。
それでも分かりにくかったら、お風呂に肩まで使って猫背にしてから体の力を抜いてください。
猫背から背骨が伸びてくる感覚を感じてみてください。
背骨の前面が上下に広がっていく伸びていく感覚がつかめるかもしれません。
これもまた「軸が引き上がる」感覚です。


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