たまには商売の話をしましょう。
新しいお店が出来るとつい見てしまいます。
見ているのは、立地や通行量や外から見える内装やチラシに書いてある料金設定や先生の年齢や見た目など。
いろいろなものを見ます。
そしてすぐに計算します。
家賃はいくらくらいで一ヶ月の売上はいくらくらい、そうすると利益や手元に残るお金はいくらくらいになるのか。
そんな計算をすぐにします。
よっくコンナトコで商売始めたなぁ、と思うことがあります。
計算してみないんだろうか?と思います。
一ヶ月の売上は簡単に計算できます。
一日当たりの客数に一人あたりの客単価と営業日数をかければ良い訳です。
例えば
一日当り客数 5人
客単価 5,000円
営業日数 22日
5人 × 5,000円 × 22日 = 550,000円
ここから家賃や水道光熱費を差し引くと、手元に残るお金が計算出来ます。
簡単なことです。
ところが、どう考えても計算がおかしい店や院があります。
これじゃ経営が成り立たないだろうと思う訳です。
例えば上に書いた計算は、整体院を開業する時のシミュレーションとして、割合に一般的な内容です。
まあこんなもんだろうと思う人が多いと思います。
では、まあこんなもんだろう、と思う根拠は何ですか?
一日8時間営業なら5人は楽勝で出来ると思いますか?
体力的にはそうかもしれない。
そして駅前の繁華街の立地なら可能性はあります。
では同じ繁華街や商店街に60分2980円のサロンがあったらどうでしょう。
駅前繁華街ではない立地だったらどうでしょう。
時間的にはどうでしょうか。
営業時間8時間であれば、5人だと一人あたり90分くらいの時間が取れます。
物理的には可能です。
時間が足りないと言うことはない。
では、営業時間8時間だとして、昼の12時から夜の8時まで、ずっと患者さんが埋まっていると言う状況は想像できますか?
夕方以降に集中したり、昼間に集中したり、立地や曜日によって来る人の数に波があるとは思いませんか。
一人営業の場合は時間稼働率は50%位になると言われます。
例えば営業時間8時間であれば、4時間分位しか稼働しないと言うことです。
一人90分だと3人位になってしまうといういことです。
(あくまで一人営業の場合です。)
そうやって考えると、この計算が本当に大丈夫なのか心配になります。
一ヶ月に22日の営業と言うのは週休二日性です。
だったら週休一日にして月25日にすればイイ。
そう思うかもしれません。
では、そもそも休日の曜日はどうやって決めるんでしょうか。
営業時間はどうやって決めるんでしょう。
整体院を初めてオープンするのに、お休みの日はどうやって決めるんでしょうか。
日曜定休にするのか平日の木曜定休にするのか。
他がそうしているとか、競合がそうだとか、そんな理由で決めるんでしょうか。
日曜に人出が多かったらどうしますか?
木曜定休の工場があって、木曜だけ平日に人がいたらどうしますか。
そんな風に考えると、色々と不思議なことが沢山あります。
新しいお店が出来るとそれをいつも考えます。
さっすがだなぁと思う店もあります。
でも、こりゃダメだと思う店もあります。
新しい店ではなく、これから開業しようとしてる人に話を聞いて考え込むこともあります。
何も根拠なく営業時間や定休日や料金を決めている人がいます。
掛け算すればすぐに分かる売上を計算していない人がいます。
計算しているのに、経営が成り立たないこともあります。
新しく何かを始める時に、何かを決める場合。
必ず根拠が必要です。
こうしたい!と思う気持ちから始めるなら、その気持ちに根拠を作って下さい。
そうしないと、あれれ~ってことになりますよ。
根拠の決め方はまた別に書こうかな。。。
写真は本文とは関係ありません。(笑)
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