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本当に治りたい人だけ来て下さい。

読了までの目安時間:約 5分

ヨソの先生の整体院のサイトを見ているとたまに見ます。
「本当に治りたい人だけ来て下さい。」
確かに治りたい人が来ると治り易い。
それに治るのは本人だ。
だったら、治りたい人だけ来て欲しい。
そう思うのは分かる。
でもなぁ。


先日、整体スクール授業でアレクサンダー・テクニークやダンスのワークショップでよくやることをしました。
リード・フォロー
一人がリードする側(リーダー)になって、もう一人がフォロー(フォロアー)する側になる。
リーダーはフォロアーの手を持って動きます。
フォロアーはリーダーについて行きます。
リーダーは無理にフォロアーを引っ張るようなことはしないように。
フォロアーは自分で歩いたりフォロアーに抵抗するようなことはしないように。


リードフォロー・てあて整体スクール

これが意外に難しい。


どこかに誰かを連れて行くだけなら引っ張れば連れて行けます。
そんなに無理にではなく少し促すように軽く引っ張れば伝わります
グイと引っ張らなくてもゆっくり引っ張れば何かが伝わる。
フォロアーも手が引かれたと思ったら動けば良い。
リーダーよりも歩くのが早くならないように、リーダーの引っ張りがある程度分かるようにすれば良い。
これはこれで問題はありません。
無理な力を伝えている訳ではなく、無理に止まっている訳でもない。


リード・フォローには3種類あるように思います。
一つは「リーダーがフォロアーを引っ張って行く。」。
無理やりってやつですね。
物理的にリーダーが力で引っ張る。
これでも移動することは出来ます。
両方大変だけど。
もう一つは「フォロアーに協力してもらう。」。
フォロアーにはリーダーの引っ張りを感じてもらう。
感じてもらったらそれについていく。
スクール授業でやっているリード・フォローはこの感じかもしれません。
お互いが引っ張る感覚を使って動いていく。
最後の一つは「リーダーはフォロアーを一体化して引いていく。」
言葉で説明するのは難しいですけど、手を取ったリーダーの意思がフォロアーに伝わって一緒に動いてしまうように引っ張る、と言うことです。
意思が伝わると言うのがどうもアレですよね。(笑)
意思でなければ動きかもしれません。
動きとして認識出来ないくらいの気配かもしれない。
この場合はフォロアーに協力はお願いしません。
フォロアーは何が起こるか分からない状態で待っています。
その手を取ってリーダーはフォロアー全部と自分全部を一緒に動かそうとします。


これが出来ると不思議な感じです。
フォロアーは知らない内に動き出してしまう感じになります。
リーダーは無理な力を入れている訳ではありません。
自分と相手を一緒に感じながら動きます。


「本当に治りたい人だけ来て下さい。」


これはフォロアーに協力してもらうのと似ていると思います。
治りやすいと思います。
お互いの目標が最初から一緒で同じ方向を向いています。
それは理想的です。
でもそれを最初から患者さんに求めることを、僕はちょっと・・・と思います。
整体院を探してわざわざ来てくれただけで、必要最小限のところはそうなっている。
それ以上を求めるのはコクな場合があるように思います。
どんな形でも自分の出来ることをして治っていこう、と知らず知らずのうちに思えるように。
または、意識ではそんな風に思っていなくても、体がそんな風に反応しだすような。
そんな整体師を目指したいな。
だから、でもなぁと思うのかもしれません。




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