ああすればこうなる時代の終わり
以前読んだ本の中に「昭和の時代はああすればこうなる時代だった。」とありました。
養老先生が書かれていたことだと思います。
言い得て妙。
うまいこと言うなぁと思った記憶があります。
昭和の時代はああすればこうなる時代、平成に入ってそうではなくなった。
ああしてもこうならない、どうして?
と思うのは、昭和の時代に大人になった人たちだろうと思います。
今なら40歳前後から上の人たちです。
いろいろなことが画一化されていたとも捉えられます。
形が決まっていたと考えることも出来ます。
答えは一つ。
あるいは一つの答えに収束していくような時代でした。
成熟する直前までの時代ってことでしょうか。
ライフスタイルも違っているようで実は皆な同じようなものでした。
何もなかった時代から皆が持っている時代。
皆が持っていると言う前提から始まるのが平成の時代なのかもしれません。
仕事も生き方もそうです。
昭和は大学に行って企業に就職して、安定した生活をする(はず)と言う時代でした。
それが大学に入って企業に就職したのに、安定していない生活になることがある時代になりました。
ならば大学に入らなくても良いのかもしれない、と思い始めている時代かもしれません。
それでも親の世代や世間の周りを形作っている昭和の時代の残滓が、大学に入らないと・・・と呻いている。
そんな気もします。
そんなことないかもしれない。
整体だけに限らず業態や業種と呼ばれている分類の仕方にもそれはあるかもしれません。
整体師はこういうことをする人。
と言うのは昭和の時代に終わりました。
このところ5年位ははっきりとそう思います。
整体師が骨格調整だけやっている時代は終わっていると思います。
では、美容に行くのか健康に行くのか姿勢や体の使い方に行くのか。
それともスポーツに行くのか趣味の世界に行くのかストレス関係に向かうのか。
整体師ってこうだ、つまりああすればこうなる、答えが決まっていて一つだけだった時代ではなくなったってことだろうと思います。
大変になったと思う人もいるかもしれない。
でも逆に楽になったと思う人もいると思います。
やりたいことを規格にとらわれずすることが出来る時代とも言えます。
規格にとらわれないことが、認められる道だったりします。
でも基本は大切ですけどね。
基本を持っていないで、規格にとらわれない部分だけを見てしまうと失敗します。
気をつけなくてはいけません。
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