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強い駒・弱い駒

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将棋の藤井四段凄いですね。
プロデビューから28連勝だそうです。
そんな藤井四段の対局と解説を先日見ました。
その中で気になる言葉がありました。


これ(「歩(ふ)」)は一番弱い駒なんですね。


将棋は戦争ゲームのようなものです。
相手方の王将をとれば勝ちです。
相手とこちらには同じ種類で同じ数だけ駒を持っています。
それを動かしながら王将を狙っていきます。
駒はそれぞれに動ける方向や数(コマ数)が決まっていて、駒の性格のようなものになっています。
「歩(ふ)」は一コマだけ前に進むことが出来る駒です。
将棋が出来た時代であれば、「歩」は歩兵のような存在で、一歩ずつ敵に向かって前に歩いて進む兵隊のような存在です。
これに対して例えば「飛車(ひしゃ)」は、前と横にはどこまでも進むことが出来ます。
将棋盤は9×9のマス目になっているので、端っこから端っこまで一回で動けます。
「歩」なら8回かかるところも1回で到達出来ると言う訳です。
一コマでも進めるし5コマでも進めます。
同じように横にもどこまでも進むことが出来ます。
「歩」以外の駒は一歩前に進める以外の動きが出来ます。
だからたぶん「これは一番弱い駒ですね。」と言う言葉が出たんだろうと思います。
動きが最小限に限られていて、一番少ないコマ数しか動けない駒だから。


これを言ったのはたぶん20代の八段くらいの棋士だったと思います。
とても強い今が旬の棋士の一人だと思います。
また別の番組では藤井四段をAI(人工知能)的だとも言っていました。
AIには恐怖や緊張がないので、大胆な将棋が打てるというようなことでした。
定石や過去の棋譜よりも、より良い手・より可能性の高い手を打つとも言っていました。


将棋の駒が一つだけ前に進めるのも、いくつでも前に進めるのも、それは一つの性格で特徴です。
それを強い駒・弱い駒と言う性格付けをしてしまうのは、脳がつけるバイアスかもしれません。
例えば前に1コマしか進めない場所に、前に進もうと思って打つのであれば、「歩」でも「飛車」でも同じ動きしか結果的には出来ません。
繰り返しになりますけど、駒がどんな風に動けるのかと言うのは、単に駒の性質でしかありません。
その性質をどこでどんな風に使うのか。
使う場面によっては「飛車」よりも「歩」の方が効果的に使える場面があるかもしれません。
少なくとも同じような効果しか出ない場面は想定されると思いいます。


藤井四段が相手方陣地に入って、「成ら」なかったと言う手のことも言っていました。
「成る」と言うのは、相手方陣地に入ったところで駒をひっくり返し、「金」と同じ動きが出来るようになることです。
それを藤井四段はしなかった。
必要がないということだったんでしょう。
普通は「歩」だと一歩しか前に出られないのに、「成金」になると前後左右と左右の斜め前に進むことが出来るようになります。
それでも藤井四段は、それが必要かどうかを考えたんだろうと思います。
もしくは必要不必要以外の何かを考えたか。


脳がかけるバイアスにはいろいろなものがあります。
例えば整体師が触診をする時には、良いところを悪いところを見定めていると思われがちです。
でも実際は体の歪みや暖かさや張りを感じているだけです。
曲がっているから悪いだろうとか、張りがあるから良くないだろうとか、そんな風に見ている訳ではありません。
例えばパソコンが出来る人と、魚捕りが出来る人では、パソコンが出来る人の方が優れているように思われることがあります。
でも実際は、ただパソコンが出来る、魚捕りが出来る、と言う、その人が持ってる違った能力と言うだけのことです。


それにしても藤井四段が28連勝したのが、加藤一二三九段の引退が決まった翌日と言うのは、何かを感じてしまいます。




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