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養老先生

読了までの目安時間:約 4分

養老孟司先生の本を読んだのは、たしか『唯脳論』が最初だったと思う。
会社員をしていた25年位前に同僚に勧められたのが最初だった。
世の中には信じられないほど本を読む人がいて、その同僚も僕には信じられないペースで読んでいた。
まだ『バカの壁』が出るずっと前の話。


養老先生は解剖学者という肩書きがある。
大学で解剖学を教えていたので当然だけど、およそ解剖学者という感じの内容ではないときが多い。
元々は解剖学をしながら考えていたことが、人間の本質というか現代人特有の行動や思考や社会の形成や組織や法律など、およそ世の中にあることは何でも語っている。
その語り口も面白い。
若い頃の語り口は尚更で、読んでいるとリズムが出来てきて考えが頭に入ってきやすいような気がすることがあった。
椎名誠さんのエッセイもそんな時期があった。
お二方とも最近は落ち着いて、ゆっくり読める。
自分も歳をとってきたのでちょうど良い。
と言いたいところだけど、もう少しあの口調を読んでみたい時もある。


この世は脳が作った。


唯脳論はそう言うことが書かれていた。
最近は体がなくなって脳ばかりになって来たというようなことが書かれていた。
と思う。
間違っていたら申し訳ない。
なにせ20年以上前に読んだ本のことだからね。
でも、そう理解している。
最近は体がなくなって脳(論理)ばかりになって来た。
それは憂うべきことなのか当然のことなのかは分からないけど、ま、現状はそんなことなんだろうと思う。
体がなくなったと言ったところで、本当に体がなくなる訳ではない。
体はあるし脳はあるし。
でも、体の声を聞かなくなって久しいということなんだろうと思う。
頭で考えれば分かるだろう!と言われたところで、体もある訳で、そこを忘れているといつかしっぺ返しを食らうかもしれない。
もうすでに食らっているのかもしれないけど。


僕が整体師になったのも、そのことと関係があるかもしれない。
元々、体の人だったので、頭ばかりで生きいていると変になりそうになったのかもしれない。
体に戻りたいと思ったのかもしれない。
『さんぽ部』なんて断続的にやってるのもそう言うことかもしれない。


たまに
窓を開け放して。
風を入れ。
畳の上に寝っ転がって。
ゆっくり深呼吸して。
体を畳に委ねて。
力を抜いて。
自分を感じるってのも良いのかなと。
いや良いのかと言うより必要なのかと。


そんなことを思っています。




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