解剖学の勉強
開業した時と今とでは解剖学の知識はどれくらい違いますか?
整体スクールの授業で聞かれました。
開業して16年になるので、先生の知識量は最初とはずいぶん違うんだろうか?と言う疑問からだったようです。
でも、そうでもありません。
確かに違ってはいるんですが、知識の量としてはそんなに大きく変わっていないんじゃないかと思います。
開業当初は整体学校を卒業して半年位だったので、整体学校で勉強した時の知識が残っていました。
それを100とすると、今は110位かなぁと思います。
なんだ全然勉強してないのか!?と思われるかもしれませんが、逆に開業前にけっこう勉強してたんだなと思っています。
でも中身はかなり変わったと思います。
新しい知識として増えた分はそんなに多くはない。
でも、知識の使い方は随分かわりました。
例えば頭蓋と頚椎一番の関節の位置は知っていました。
解剖図でも見ていたし、図を描くにしてもおよそはわかっていた。
でも、そこから動くんだという意識はありませんでした。
自分の体の動きと解剖学には繋がりがあまりありませんでした。
同じことは腕や股関節や膝にもあります。
解剖図で見ていて位置も関節の形も知っている。
でも、そこから動くこうやって動くと言う実感は持っていませんでした。
開業して患者さんに話をしたりセミナーで説明したり触れたりする中で、知恵として自分に蓄積されたと思います。
知識量としてはさほど変わりませんが、それを実際に使うとなると随分変わったと思います。
「そんなに難しいことを覚える必要はない。」
と思っています。
でも、知っている知識を使える知識として活用することはとても大切です。
歩くとどうして体の調子が良くなるのかを知っていても、実際に歩かないんじゃ意味ないですね。
そういう意味で使える解剖学をこれからも追求して行きたいと思います。
手技 WS セミナー
骨格調整専科 >>>アレクサンダー・テクニーク
【感じる姿勢と使い方】NHK文化センター 光が丘教室 >>>踊る人のためのアレクサンダー・テクニーク(チャコット名古屋スタジオ) >>>
ストレッチ教室
コア・ストレッチ教室 東京・名古屋 >>>大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>35歳からのバレエ入門 >>>>
コメントフォーム