骨格調整の授業をしています。
先週も書きましたが、骨格調整の授業が始まっています。
最初に調整するのは骨盤です。
てあて整体スクールでの骨盤調整は3種類に分けています。
歪みの調整を3つの方向に分解して一つ一つ調整します。
3回も調整しなければ歪みが取れないとなると、ちょっと面倒。
と思う人もいるかもしれません。
でも、3つの方向に分けることで、一つ一つの歪みはとても分かりやすく、一つ一つ調整するだけで簡単に歪みが取れてしまいます。
前後から見て骨盤の左右の高さの違い、これは左右の骨盤(腸骨稜)の上下の高さを触れてみます。
前から見て左右の骨盤の開き具合、これはおヘソと前上腸骨棘(骨盤の左右のグリグリ)の位置関係でみます。
最後に左右の骨盤の前傾後傾、これは後ろから上後腸骨棘の位置で見ます。
これで左右の高さも開き具合も前傾後傾も整います。
一回の調整で全部戻すことを考えるととても単純化されている調整法だと思っています。
でも、3つになるとちょっと複雑、と思う気持ちも分かります。
特に骨盤の開き具合の調整は慣れるまでは何やってるのか分からないことが多いようです。
もう一つ、骨格調整の授業で引っかかるのが、腰椎から胸椎にかけての回旋の調整です。
腰の捻じれですね。
いくつかの手順があります。
先ずは触診をして歪みがわかったら、患者さんに横になってもらいます。
ここから調整する前の準備が始まります。
下準備がきちんと出来れば調整は簡単です。
でもこの下準備で戸惑ってしまう。
調整をするのとは関係のないようなことをするからです。
問題は腰椎から胸椎にかけては椎体と言ういくつかの骨で出来ていると言うことです。
いくつかの骨があって、その中の一つが捻れたり歪んだりしている。
そのいくつかある中の一つだけを限定的に動かさなければ行けない。
そこがポイントです。
数珠繋ぎになったいくつかの骨のうちの一つだけを動かすために、その狙った骨以外は動きにくい状態にするのが下準備です。
そこに手順がある。
それが分かりにくくしていることだろうなとは思っています。
でもこれをやっておくと、簡単に調整される。
本当に簡単です。
だからまあ、何回か練習してもらって覚えてもらうようにしています。
今日もそんな段階でした。
皆さんの苦笑いは承知の上。
申し訳ないけど今日はモヤモヤして帰ってもらいました。
後で必ず納得行きます。
モヤモヤしっぱなしでは終わりません。
今日も骨盤の調整は復習しました。
あとは練習あるのみですね。
来週は頚椎・上部胸椎と膝をメインにやる予定です。
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