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やって良いこと悪いこと

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世の中にはやって良いことと悪いことがある。
と思っています。
ついやってしまいたくなるけど、やっぱりやっちゃいけないこと。
知らないうちにやってしまわないように色々と考えるようにしています。


例えば肩こりの患者さんというかお客さんが来たとします。
とても肩が凝っている。
肩を揉んで欲しい。
強く出来るだけ奥まで届かせて響かせて欲しい。
そんな風に言われたとします。
原因が肩(僧帽筋)あたりにあるのなら問題ありません。
どんどん凝っているところを揉んだり押したりすれば良い。
ところがそこが原因でない場合があります。
例えば凝っている肩は肩甲骨に繋がっている僧帽筋という筋肉です。
肩甲骨が前や外に動いていて、僧帽筋を引っ張っている場合。
凝っている肩(僧帽筋)は伸びています
伸びている筋肉をさらに押したり揉んだりすると、一時的には気持ちが良くなりますが、筋肉はまた伸びてしまいます。


伸びて凝ったものを伸ばしてしまう。


もしそうなっていたらどうでしょう。
凝りを結果的に助長してしまうことになる。
気持ちよくなってもらった結果、また次の凝りを作ることになる。
患者さんがもっと押してくれと言われても、どこまでやるか。
仕事としてやっているんだから、言われた通りにするのが正解なんでしょうか。
そうは思えません。
なかなか難しいことですが、原因の話をし凝りが出ない状態に持っていく施術をする。
凝りをほぐすだけだとまた凝ってしまうことの話をする。
物足りないかもしれないけど、出来るだけそうするようにして来ました。


バレエをやっている子供を診ることがあります。
トウシューズを履いてチュチュを着て踊るのが夢。
そんな子供に早くからトウシューズを履かせるクラスがあります。
早くからトウシューズを履けるクラスが人気になる傾向があるようです。
そして最近はどんどん早くなっている傾向があるように思います。
国際ダンス医科学学会のガイドラインでは、8歳から週2回以上レッスンをして4年経ったら、トウシューズを履くかどうか考えると書かれています。
つまり12歳。
ところが日本では8歳くらいからトウシューズのレッスが始まるクラスがあるようです。
そして10歳くらいからトウシューズを履いてコンクールに出ている子もいます。
子供には発育にかなりの年齢差があります。
それにしても8歳と12歳では比べようがないのではないかと思います。
トウシューズは見ての通り爪先立ちをします。
体重が全て爪先にのります。
それを支える筋力が必要になってくる。
8歳でそれはどうなんでしょう。
将来的にバレエダンサーになるつもりのない子供だったら良いのか。
どうせ習い事だから良いのか。
子供は判断が出来ません。
親はバレエのことは知りません。
バレエの先生にはよくよく考えて判断して頂きたいと思います。
体を診ているものとしては心配です。

 

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