最初は人差し指の方が分かりやすかった。
最初は人差し指の方が分かりやすかったんですよね。
でも最近はやっぱり中指の方が分かりやすい。
てあて整体スクールでは毎回のように触診をします。
触診が出来ないと整体師としては致命的だと思っているからです。
骨格調整にしても筋肉を調整するにしても、触診が出来なければどこをどう調整するか決められません。
調整手技が出来ても調整しようがない訳です。
逆に言えば触診が出来れば、調整手技がなくたって何とかすることは出来るかもしれない。
右に曲がっているなと思ったら、左に押せば良い訳です。
調整されるかどうかは分かりませんが、元に戻るように何かをすることが出来る。
それが触診が出来ていないと、どちらに調整するか決められません。
整体学校や整体スクールで教えている調整法は、長いあいだ先達が使ってきて洗練された方法です。
だから効率が良い。
出ているから押すという方法よりも、上手く行く確率が高くなる。
でも、目的は同じです。
それが触診が出来ていないと、調整すら出来ません。
だからやっぱり触診が大事。
そのために毎回練習します。
練習する時には洗練されていくために、手順や方法を教えます。
てあて整体スクールでは、脊椎の触診をする時、中指を脊椎の両脇に当てて、中指を人差し指で押さえるようにして触診する方法を取っています。
これは荒木がずっとやって来て、最終的に一番効率が良いと感じているからです。
でも最初は人差し指や何本かの指を使って触れたくなります。
それだと最終的に上手くいかなくなる。
初心者が磨かれていない手で工夫しても、初心者の工夫になってしまいます。
大人になってから工夫もしないで言われた通りに練習するのは嫌なものです。
分かります。
でも暫くはそのままお願いしています。
そうすることの方が最終的に効率がよくなるからです。
工夫をするのは卒業して開業してから3年目位にしてもらいます。
それくらいになれば整体師やセラピストの体になっていると思います。
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