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習慣的な考え方や行動

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アレクサンダー・テクニークでは習慣的になってしまった考え方や行動から、離れてみると言う方法をとることがあります。
分かりやすい例を取ると、椅子から立ち上がる時、立とうと思った瞬間に習慣的に上を向いて、そこから立つ人がいます。
良く考えるとこれ合理的ではないんですね。
立ち上がるんだから上をむくのは普通。
と思いがちですが、上を向くと後頭部は後ろで下に下がります。
首の骨(頚椎)は前に湾曲があるので、後頭部が下がるのに従って首の骨の湾曲が強くなります。
前の湾曲が強くなると、その下に繋がっている胸の骨(胸椎)を下に押す力が働きます。


立ち上がろうとしたのに、頭が上を向くことで、背骨は下に押し付けられる格好になる。


spine

不思議ですけど、そうなります。
そこで習慣的になってしまった、上を向くと言う行動から離れてみます。
まだどうすれば良いか分かりませんが、立ち上がる=上を向く、と言うのだけはやめてみる。
そうすると、今度は立ち上がるってどういうこと!?と言う話になります。
立ち上がると言うことは、座っているところからだと、脚を伸ばすことです。
脚を伸ばすとは、股関節・膝関節・足関節を伸ばすということです。
でも、座ってお尻に体重が乗ったままでそうすると、椅子から脚が前に伸びるだけです。
なので、先ずはお尻から体重を足裏に移動します。
そこからですね。
その時(お尻から足裏へ体重移動)にやることは、体重の移動であって立つことではありません。
だからただ体重を移す。
体重を移して足裏に体重が乗ったら。
そこから股関節・膝関節・足関節を伸ばしていく。


そうすると習慣的になっていた、上を向くということは必要がなかったかもしれないということになりました。
絶対にそうかどうかは分からないし、好みの問題もあるかもしれない。
だからここはひとまず選択肢が増えたと思っておきましょう。
そんなことをアレクサンダー・テクニークではやっています。


なんか面白いですね。
僕は少なくとも面白い。
この習慣的になってしまった考え方や行動から離れてみる。
というのは色々と応用出来そうです。
いつもそうしてしまう。
普通こうだろう。
という方法ではない方法。
上手くいかない時には考えてみると良いと思います。

 

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