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治らないことで安心する患者さん

読了までの目安時間:約 3分

整体を受けた後に質問を受けたとします。
「受ける前の痛みが10だとしたら今はどれくらいですか?」
答えとしてはざっくり二種類に分かれます。
例えば痛みが半分の5になったとしたらどうでしょう。


「もう半分になりました。(ありがとうございます。)」
「まだ半分も残っています。(どうしましょう。)」


これ例えば痛みが3になっても同じことです。


「もう殆ど痛くなくて3くらいしかありません。」
「まだ3の痛みが残っています。」


結局、痛みが軽くなって喜ぶ人と、残っている痛みにフォーカスして残念がる人に分かれます。
もう3しか痛みがないんだから良かったじゃないですか。
普通は一回の施術では半分くらいにしかならないですよ。
これを何回か続ければ、どんどん痛みは減って行きますよ。
というような言葉は通じません。
いや通じてはいるんですが、納得がいかないというか喜べない。
どういうことなんでしょうか。


治らないことで安心する。


ちょっと極端な書き方ですが、こう言うことです。
良いことが起こっていても、良くないことにフォーカスしてしまう。
それはネガティブな心と言うよりは、良くないことを確認して安心していると言うことです。
これ、痛みだけでなく悩みについても同じことが言える場合があります。
悩んでいることで安心してしまう。
結果が出ないことで安心する心情です。
どうしてでしょうね。
そういう人がいます。


こう言う時、それ(この状態)を知ってもらうことがポイントだと思っています。
そういう風に考えるクセがついている。
その上で、先ずは良い悪いという評価をしないで、そのままを認識し受け入れる練習をしてもらう。
痛みが半分になったら、「まだ半分」ではなく「半分になった。」ただそれだけです。
良いも悪いも判定しない。
嬉しいも嬉しくないも判定しない。
ただ半分。
そう思ってみる練習です。
何かで悩んでいるなら、結果ではなく現状を考えてみる。
そういう練習です。
そうやって現状をそのまま認識し受け止める練習をしていく。
そうすると少しずつではありますが、がっかりすることは少なくなります。

 

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