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アラベスクを上げる

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バレエカレッジ・てあて整体スクール1

バレエカレッジ企画の講座4回目。
今回は【背中が反らない、アラベスクが上がらない人のための体のしくみとストレッチ】でした。
新宿村スタジオに14名の皆さんが集まって頂きました。
前回までは参加出来なかった方が半分くらいいらしたので、背中やアラベスクだけでなく全体的な話から始めました。
この連続講座では解剖学的な体の仕組みを話たあとに、どうして出来ないのか(体が硬いとか脚が上がらないとか)の理由を解説し、最後にストレッチやトレーニング方法をします。
前半は座学的なことが多く、後半は体を動かして実際に行います。
話ばかりで分かったつもりになっても、実際に出来るようにならなければ意味がないですね。
とは言えその場ですぐに出来るようになるものでもありません。
セミナー1回で脚が上がるなんてことはありません。
どうやってストレッチしトレーニングしどんなことに気をつけていれば上手く行くようになるかを知ってもらい、帰ったあとに続けることで上手く行くようになってもらいたい。
そんな風にに思っています。
下の写真を見れば分かるように最終的には皆さん綺麗に脚が上がるようになっていました。
綺麗には上がってますが、高く上がるのはもうちょっと先です。
今回、セミナーをやっていて気になったのは、背中が硬い。
ま、背中が反らないと募集しているんだから当たり前ですけど。
反らないのには様々理由があります。


普段あまり動かしていない。
ストレッチや動かし方を知らない。
間違って動かしている。
疲れ(疲労)が溜まっている。
などなど。


そして皆さんが思っていて実はそんなことはないのが、「生まれつき硬い」「硬いのは遺伝(親兄弟も硬い)」などです。
固くて動かない理由としては最強(笑)で、もうこれは仕方がないなぁと納得しやすいものです。
でも、それはありません!
生まれつき硬いのではなくて、硬くなるように使っている、あるいは硬くなったままにしている。
遺伝で硬いのではなく、動かさないから硬くなった、硬くなるような生活習慣が似ている。
だから納得して欲しくない。
そもそも赤ん坊は柔らかい。
体を動かす習慣が少なかったり、硬く使うような性格だったり使い方だったり、硬いままでも不便ではない生活をしていたりが積み重なってそうなっています。
柔らかくなりたいなら、少しずつ毎日何かを続けることで変化は必ずおきます。


背中を反らせるのに、最初から反る練習をしても効率的ではありません。
背中、特に胸の後ろの関節は前後には元々動きにくい関節ですが、左右や捻りは出来やすい関節構造になっています。
だから先ずは側屈(横に曲げる)したり、左右に捻ったりすることで、背骨の関節を動かします。
動かすことで血流を良くし、伸びチジミしやすくしていきます。
その上で反るようなストレッチもやっていく。
その上で脚を上げるようなトレーニングや練習をしていく。
最初から脚を上げるだけの練習ではなかなか上がるようにはなりません。
もうひとつ。
上げる場所を確認する。
アラベスクなら爪先を上げようとすると上がりません。
骨盤の下半分を股関節から後ろに上げるようにする。
結果、腰の骨が前に湾曲する。
その時に上半身は反らせるのではなく、上に伸びていく。
そんなイメージでやってみて下さい。
詳しくはセミナーでまたお話出来ると思います。
次回は「爪先と足首を伸ばす。」です。
勘違いしている構造や使い方を確認して、ストレッチ方法やトレーニング方法やイメージも伝えます。
待っててね!


バレエカレッジ・てあて整体スクール2

 

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