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全身の関節を動かす。

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AIの進化やロボット技術の進展で、人がすることはどんどん減っていっているように思います。
自分の子供の頃を考えれば、ナイフで鉛筆を削れなくなったと言われた年代です。
息子の時代を考えると、マッチを擦れなくなっているかもしれません。
ライターで火をつけることが出来ない人がいるとも聞きました。
そういう何かが出来ないと言うことは、単にやったことがないとか必要がないということが主な理由でしょう。
それならあまり問題はない。
ただ、もう少し単純ではないことだと困ったことになり始めていると感じることがあります。


ベビーカーが普及しました。
見ていると3歳くらいまで乗っているように見えることがあります。
2歳くらいだとしても、明らかに歩ける子供です。
子供は最初は歩けません。
生まれたばかりは寝返りさえ打てない。
それが寝返りが出来るようになり。
這いずって四足で歩くようになり。
つかまり立ちしたと思ったら、パタパタと歩き出す。
歩き出したと思ったら走りだしたりする子もいます。
どこに行くか分からない子供を見ているのは大変です。
分かります。
重々承知しています。
でも、ベビーカーに乗っていると、立つ練習や歩くトレーニングが出来ません。
人間は最初からプログラミングされていて、年月を経れば立てるし歩けるし喋れるし走れるもの、という訳ではありません。
毎日毎日の試行錯誤と筋肉のトレーニンング(失敗しながら動くこと)を繰り返すことで、神経と筋肉のネットワーク・繋がりが少しずつ出来ていき、試行錯誤の結果、最適解や次善の解としての歩き方や立ち方や走り方や喋り方を形作っていきます。


それが出来ない。


いや、ベビーカーのことだけを言っているのではありません。
ベビーカーは象徴的だなと思って書きました。
大変なのは分かってるんです。
どこに行っちゃうか分からない子供を放し飼いにしたら、危険極まりない。
交通事故にあったり悪い人にぶつかったりしたら大変です。
だからベビーカーはありだと思います。
でも、そればかりだと子供の試行錯誤とトレーニングの機会を奪ってしまう。
ベビーカーだけじゃありません。
自転車も自動車も、大人の歩く機会とトレーニングを奪っています。
舗装された道や人工の建物は、地面の凸凹という試行錯誤とトレーニングの機会を奪っています。
自然の野山なら凸凹を歩くことで、足裏だけでなく膝や股関節や体幹のバランスを取るトレーニングになっています。
テレビやパソコンやスマホは、直接触れることやその場に行く機会や経験を奪っています。


何か話がでかくなっちゃいました。
経験と試行錯誤が大切だと言うことが言いたかったんです。
てあて整体スクールでは触診をよくやります。
触診は試行錯誤と経験のトレーニングです。
とにかく回数を多くやります。
何回やったら出来るというものではありません。
やっていくうちに少しずつ経験値が上がり、分かることが増えてきます。
それでも最初の頃は分からないことばかりです。
触れていてもどこが骨やら筋肉やら。
ズレも分からないし動きもどうも。
それでも続けます。
そうしている内に少しずつ分かってきます。


先日は入学して数ヶ月の生徒さんに触診で色々と分かってきたか聞きました。
そしたら、まだ全然との答えでした。
ではということで、いつもと違うアプローチをしました。
動かせる関節を全部動かしてみる。
関節の動きは前後左右と捻りの3方向で確認出来ます。
それを出来るだけ全部。
手だけでも25個くらいの骨があります。
その骨を一つつず。
外から見えている形ではなく、骨を動かすことで分かることもあります。
足首や膝や股関節。
脊椎は頚椎・胸椎・腰椎を触診のように軽く触れるのではなく、一つ一つキャッチして動かしズラしてみる。
そのあとに触診をすると、随分印象が変わったようです。


経験と試行錯誤は何者にも代え難いものです。
新しい技術も大切ですが、基本的な経験値もとても大切だと思っています。


骨を動かす・てあて整体スクール

 

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