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近鉄電車の二人

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乗り込んでしばらくすると気がつく。
あっあの二人だ。
少し大きめの女性と少し小さめの女性。
近鉄電車で座って名古屋に向かっていると、途中から少し小さめの女性が合流して分かる。
喋りだす。
始まってしばらくすると気がつく。
あっあの二人だ。
喋りだすと止まらない。
次から次へと言葉が口から流れ出る。
喋っていると言うより、口から音が漏れているこぼれ落ちていると言う印象だ。
言葉は小さな水の流れのように止め処なく流れる。
大きな波が来るわけでもなく、途中止まる事もなく。
とにかく流れる。
二人は電車のドアに向かって立っている。
お互いにドアの一点を見つめながら喋る。
口から出た言葉はドアの一点で跳ね返り相手に向かう。
少し大きめの女性の言葉は少し小さめの女性に。
少し小さめの女性の言葉は少し大きめの女性に。
言葉はただ向かう。
会話のキャッチボールではなく、口から出た音の行き来がある。
口から出た音には解釈すれば意味がある。
しかし多分その口から出た音の意味よりも、口から出るということ出続けると言うことが重要なんだろう。
ドアの一点から反射する音は広がって車内に通底音として流れる。
それを聞いていた。

名古屋が終わりました。
東京に帰ります。

 

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