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忘れられない患者さん

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整体師を20年もやっていると忘れられない患者さんが何人かいます。
忘れられない患者さんはだいたいは、上手く行かなかったとか冷や汗をかいたとかもっとこうしておけば良かったとか。
今もたまに思い出して冷や汗をかいています。


2001年11月8日
11月6日に整体院をオープンさせ、初日は患者さんゼロ、二日目は友人が来たので、実質的に最初の患者さんでした。
練馬区のダンススタジオに送っておいたDMを持って現れたのはダンサーでした。
NYに数年ダンス留学をしていて帰ってきて半年。
カナダでは劇場の近くの針灸院で診てもらい、NYではカイロプラクティックの先生に見てもらっていた。
日本でなかなか体を診てくれるところがないので来たとのことでした。
整体師を本当に始めたばかりの駆け出しで、患者さんも診てはいましたが、まだまだ全然キャリアもない頃です。
問診をして話を聞き触診をして、うつ伏せいになってもらいました。
先ずは指針整体の説明をしようと、他にはない手技で指針整体と言うんですけどちょっと説明しますね。
と言うと。


いらないいらない。
治してくれればイイから。


そう言われました。
汗をかくと言うより汗が引きましたね。
サーっと音がして冷や汗が一瞬にして消えたような感じ。
その日に何をしたかは覚えていません。
とにかく一生懸命やったんだと思います。
終わって話をして、次の予約の話をしましたが、予定が決まってないからと予約は入れずに帰えられました。
こりゃ無理だ。
絶対。
それにしても、治してくれればイイから・・・って、そうだよなそうだ。
そりゃそうだ。
別に指針整体とか関係ないし。
治りゃいい訳だ。
あああ~どうしよ。
みたいなことを考えたように記憶しています。
自信があったつもりでしたが、ぺしゃんこに潰れました。


一週間後に電話があって再来院すると言う。
ちょっと良かったからまた診て欲しい、と言うようなことでした。
それから数回通って痛みが改善。(腰痛だったと思います。)
それから18年。
実は今でも付き合いがあります。


この患者さんには本当に感謝しています。
最初の最初に鼻っ柱を折ってくれたと言うか、目的は何?みたいなことを突きつけられた感じです。
忘れられない患者さんの一人です。

 

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