アクティビティー
アレクサンダー・テクニークは上手くいかない体の使い方を上手く行くようにしたいとか、もっと軽々と動きたいとか、なんとなく上手くいかないことを改善したいと言う人に受けてもらっています。
自分の使い方のワークとか、自分の使い方と言ったりもします。
ようするに何か上手くいかないことを、上手く行くように、アドバイスしたりコーチしたりみたいなことをします。
普通とはちょっと違う方法ですけど。
いろいろな方法を使ってアドバイス的なことやコーチ的なことをしますが、気になっているそのことを題材に実際にやってみることをアクティビティなんて言います。
楽器演奏が上手くいかない音楽家の方は実際に弾いてみたり。
ダンスが上手くいかない方は実際に動いてみたり。
そんな中、今日はこんなことをしました。
寝ながら本を読む。
どっちがビフォーでどっちがアフターか。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、上がビフォーで下がアフターです。
ご本人はいろいろと感じて頂いて、あああああああああみたいな感じでしたけど。
この格好になる前に幾つかのことをしました。
ハンズオンと言う手法(手で触れる)を使って、体の感覚を呼び戻し、自分の今の状態を感じた後に、この姿勢をしてもらいました。
アレクサンダー・テクニークは、習慣的な行動や思考から離れる練習をします。
普通こうするでしょとか。
これ以外は考えられないとか。
こういう時はこうするとか。
そんな知らないうちにやっている、「今までと同じ何か」からちょっと距離を置いてみる練習です。
横になって本を読む時は、自然にこうなる。
と言うのをもう一度見直してみます。
横になる前に自分の状態を確認。
楽なんだったら、その楽を感じたまま横になっていく。
結果、横になったら楽ではなくなっていたのなら、どこかで楽がなくなるところがある。
そこ。
そのなくなるところ、がポイントです。
そうやって、ちょっと自分を見つめ直す時間は実はとても贅沢な時間なのかもしれません。
ゆっくり自分を感じながら何かをしてみる。
今日もそうやって、寝転んで本を読む、をやってみました。
アレクサンダー・テクニークはアレクサンダー・テクニーク教師が教えます。
荒木もアレクサンダー・テクニーク教師です。
体のことや自分のことやクセや行動に興味があったら連絡下さい。





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