呼吸
呼吸が気になる人が増えています。
具体的には。
呼吸が浅い。
胸郭が動かない。
直接的な原因はいろいろあります。
猫背、背中が丸い。
鳩胸、背中が反っている。
真逆ですね。
筋肉が硬い。
運動をしていない。
などなど。
間接的な問題や性格的な問題もあることがあります。
気持ちを出さない。
押し殺してしまう。
考えていることを言わない。
反発しない。
反対しない。
溜め込んで吐き出さない。
筋骨格的な施術をします。
もちろん、筋肉を柔らかくし関節の動きを良くします。
それが先ずは整体師としての仕事です。
でもそれだけでは良くならない。
呼吸の練習方法や考えについて話もします。
昔は息を全部吐き出せば入ってくるという話をしました。
でも今はそんな風には言いません。
呼吸は自律的なものです。
意識では出来ません。
呼吸を意識すると呼吸は出来なくなります。
試しにゆっり深呼吸をしてみて下さい。
自分の意思で。
ものの数分で苦しくなると思います。
呼吸を自分の意思ですることはできますが、自然にそれを続けることは難しい。
だからいろいろなことを言います。
床に横になってクッションなどを抱えて、自分の呼吸に気がついてみて下さい。
とか。
体をゆっくり反らせると空気が胸や腹に入って来るのを感じて下さい。
その体を反らせる動きと元に戻る動きとともに空気の出し入れをしてみて下さい。
とか。
その前に床に仰向けに寝て、自分が脱力しているのかしていないのか感じてみて下さい。
なんてことを言ったりもします。
呼吸が自然に出来ないと、体の中や頭の中に溜まったものが出て行きにくい。
呼吸は自然な出し入れを象徴しています。
腰痛や肩こりや体の様々な症状が、何かが出せないことで起こっていることがあります。
溜めてばかりいると体が重くなります。
硬くなって動きにくくなります。
先ずは呼吸から。
出せるものを出して新しいものを入れられると良いと思っています。
この記事に関連する記事一覧
- てあてセラピスト・カレッジ(TTC)
- 授業風景
- 未分類
- 整体スクール
- 院長ブログ
- ワークショップ
- 卒業生サロン訪問
- テキスト販売
- バレエ
- スクール生・卒業生
- 姿勢
- 解剖生理学
- 今日の患者さん
- 健康情報
- アレクサンダー・テクニーク
- 日々好日
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
コメントフォーム