気圧と頭痛
雨が降るったり台風が来ると、古傷が痛んだり体調が悪くなったりします。
天気が悪くなると調子が崩れたり、気圧が下がると頭が痛いと言う人がいます。
気のせいなんじゃないの!?
いえいえ。
これ気のせいではありません。
気圧とは空気の圧力のことです。
水圧なんかと同じですね。
深い海に潜ると水圧がかかって体が潰れてしまうのはイメージしやすいと思います。
高気圧も同じで「体の中」が圧迫されます。
低気圧だと「体の中」が膨れます。
ポテトチップスの袋を持って飛行機に乗ると、上空になると袋が膨らむのと同じです。
そんなことしないか。
胃や腸などの消化管の内側や肺の中は体の外です。
皮膚とつながってますね。
だから細胞の入れ替わりも早かったりするんですけど。
胃や腸は食べ物が入っては出て行くし、空気が出入りします。
「体の中」とは関節の中とか頭蓋骨の中など体の中で、外とつながっていない「密閉された空間」のことです。
(胃や腸は体の外とつながってますね。)
だから気圧の変化があると頭痛が起きたりする。
頭蓋骨が圧迫されたり膨らんだりするからです。
それに対応出来ないと痛みや調子の悪さとして出てしまう。
敏感な人はそれを感じる訳ですね。
ではどうすれば良いか。
体を動かすことです。
関節を動かし筋肉を伸び縮みさせて血流を良くします。
血液が流れることで、少しずつ密閉された空間と外の圧力を調整していきます。
血流も良くなるので疲労物質なども流れるのも良いですね。
天候の変化で調子が悪くなったら体を動かしましょう。
まあ普段でも動かすのが良いですけどね。
てあて整体スクールではこんな話もします。
解剖学の授業の中で出てきたり、普段の練習の中で患者さんへのアドバイスの内容としてなどです。
疑問はそのままにしないことです。
理由があってそうなっています。
理由が分かっていれば、他のことにも応用出来て考えられたりします。
そう言う整体師になってもらいたい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
コメントフォーム