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腰痛 診療ガイドライン 2019

読了までの目安時間:約 3分

2012年に初めて出た腰痛に対するガイドラインの改訂版「腰痛診療ガイドライン2019」が出ました。
日本整形外科学会と日本腰痛学会が監修して出版されました。
2012よりもより簡潔になっているように見えす。
精読はしていませんが、内容を確認しました。
整体師や手技療法の先生方は仕事を通して体感的に感じていることが、だんだんエビデンスが揃ってきている印象です。
幾つか抜粋して書いておこうと思います。


Clonical Question 1
腰痛の治療は安静よりも活動性維持のほうが有用か。
推奨
・急性腰痛に対しては、安静よりも活動性維持の方が有用である。
 一方、坐骨神経痛を伴う腰痛では、安静と活動性維持に明らかな差はない。

Clonical Question 4
腰痛に運動療法は有用か。
推奨
・慢性腰痛に対する運動療法は有用である。
・急性腰痛および亜急性腰痛に対してはエビデンスが不明である。

※2012年版では急性腰痛に対しては効果がないとなっていたものが、エビデンスが不明と変わりました。
ClonicalQuestion1では活動性維持が有用と言われています。

Clonical Question 7
腰痛に手術療法(脊椎固定術)は有用か
推奨
・腰痛の原因が椎間板障害であると判明している場合は脊椎固定術が疼痛の軽減に有用となる可能性がある。しかし、手術適応は厳密に検討する必要がある。
・慢性腰痛に対する脊椎固定術の疼痛軽減効果は認知行動療法や運動療法などの非手術治療と同等である。

Clonical Question 9
腰痛予防に有用な方法はあるか。
推奨
・腰痛予防に運動療法は有用である。
・腰痛予防に認知行動療法は有用である。
・職業性腰痛の予防には、運動と職場環境の改善(持ち上げ器具の使用や作業場の高さ調整など)が有用である。
・コルセットには、腰痛に対する直接的な予防効果はない。

2012年度版ではコルセットの腰痛予防効果に関しては一致した見解がないとなっていましたが、効果がないと言うことが確定したようです。

他にも腰痛の自然経過や有用な画像検査や生活習慣との関係などについて書かれていました。
( 「腰痛 診療ガイドライン2019 改訂第2版 南江堂刊 >>> )


腰痛は歩けば治る!

 

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