骨盤の話
てあて整体スクール院長荒木です。
解剖学の授業で説明する骨盤の話です。
骨盤をCDケース5枚で説明することがあります。
写真にあるように2枚の一辺を合わせ、直角な位置にして床におきます。
これが小骨盤と言われる、恥骨と座骨の位置のイメージになります。
その上に直角くらいの角度で別の2枚を乗せます。
この右下の一枚と右上の一枚が真ん中で直角くらいの角度で合わさったものが、右の寛骨のイメージになります。
上の二枚の間に一枚ケースを入れます。
この一枚が仙骨のイメージになります。
仙骨と上二枚(寛骨の上の部分)が大骨盤のイメージになります。
下にある小骨盤と、上にある大骨盤。
左右の寛骨と間にある仙骨。
これらの関係が少しわかりやすくなります。
骨盤は形をイメージするのが難しい骨だと思います。
小骨盤と大骨盤と言われてもアレだし、寛骨の形もプロペラみたいだと言われても最近はプロペラ自体を見ることがないし。
仙骨と寛骨の関係だったり。
でもこうやって説明すると印象には残ります。
後で思い出した時に、あんな感じだったと思い出しやすいと思います。
股関節は骨盤にありますが、どこにあるかイメージ出来ますか。
写真のCDケースだと上下に二枚クロスして合っている部分に、外向きにあります。
お椀になったような臼蓋が外を向いています。
ということは骨盤は脚(大腿骨)の内側にあることになります。
これもちょっとイメージとは違います。
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