パラ陸上世界選手権
数日前からパラ陸上世界選手権を見ている。
夜中なので全ては見られないが、幾つかの種目の決勝を見た。
男女走り幅跳び
車椅子800メートル、1500メートル
男女100メートル など
中でも男子走り幅跳びT63の山本選手のジャンプには興奮しましたた。
山本選手は片足が義足の選手で、ジャンプは義足側の脚でジャンプする。
他の選手の殆どが踏み切り板を蹴った時に、上体が反っているのに対し山本選手は前傾してロケットのように飛び出していく。
結果、銅メダルを獲得して来年の東京2020に出場が決まったようでした。
走り高跳びに冬季パラリンピックにも出場していた成田緑夢選手が出ていましたが、その横にいた鈴木徹選手を始めて知りました。
ジャンプは見られませんでしたが、現在世界ランキング1位で自己記録を見ると2メートルを超えています!
片足義足ですがジャンプは義足ではない側の脚で飛びます。
それにしても2メートル!
凄いことです。
女子100メートル(視覚障害)は11秒66で優勝しましたが、この記録は今年の日本選手権の記録よりも早い記録だったようです。
パラリンピックをこれだけ多く見たことは始めてでしたが、車椅子のトラック競技などはオリンピックの自転車競技と同じようなイメージでしたし、義足の走り幅跳びや高飛びなどはオリンピックの棒高跳びと同じイメージがしました。
器具を使って自身の筋力や体力と技術を競い合うという意味では全く同じものと感じます。
また、視覚障害の方の走り幅跳びや短距離走などは、人間の可能性を感じるという意味でも勇気を感じるという意味でも素晴らしいものがありました。
遠い将来かもしれませんが、オリンピックとパラリンピックという別々の括りではなく、同じ大会として開かれると良いなと思います。
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