セラピストという仕事
大変な仕事についてしまったなと思う。
整体も含めたセラピストは痛みや症状を取り体を楽にするリラクゼーションを与える人と、相手が癒されるシャーマンのような悪魔祓いのような僧侶や神事を司るような人に別れるようだ。
シャーマンや悪魔祓いや僧侶や神事を司る人と言われるとおおごとのように思うが、実際におおごとをあずかっているんだと思うようになって来た。
自分がどちらなのかは別として。
リラクゼーションを与えられるようになって長く時間が経過すると相手が癒されるようになる事がある。
リラクゼーションと癒されることが別々だと知らない人には分らないかもしれないが、それが別々のことだと知っている人には分かる事だろうと思う。
とは言え知っている事と出来ることは別だ。
リラクゼーションを意図してすることは出来ると思うが、癒しを意図してさせることは果たして出来るのかどうか。
意図せずして出来る人が意図せずにやってしまっているのかもしれない。
単なるリラクゼーションを癒しと捉えていることが多いと思う。
筋肉が緩み軽くなり動きやすくなり、体が楽になり気持ちが楽になる。
それはリラクゼーションであって、癒しではないと思う。
癒しはまた別のところにある。
長く整体やセラピストをやっていると、たまに癒される人がいる。
そういう人を見ていると癒す人になりたいと思うことがある。
出来るかどうかは別にして。
大変な仕事だなと思う。
人を癒す。
リラクゼーションではなく。
簡単ではない。
コメントフォーム