ダンスの解剖学の使い方
最近、解剖学や体の使い方の講座が増えているように思います。
とてもとても喜ばしいことです。
今まで知らなかったことを知って、これからのダンスに活かすことが出来たら最高だと思います。
そこでちょっと提案してみたいことがあります。
そもそも論なんですけど、「解剖学を勉強したら踊れるようになるのか?」という話です。
解剖学を勉強しても踊れるようにはなりません。
そりゃそうです。
踊りはレッスンでしか上手くなりません。
では解剖学を勉強する意味てなんでしょう。
体の仕組みを知るってどういうことなんでしょう。
解剖学を勉強してダンスに活かす時に一番大切なのは、「体感する」ということです。
体感です。
ダンスの解剖学で骨格や筋肉のことを学んでも、それを体感することが出来なければダンスには活かせません。
人は視覚から入る情報に強く影響されます。
体に対しても、見たまま見えているままに動かそうとします。
でも、体の中にある関節の位置と、体を外から見た時の動きそうな場所が違うことがあります。
例えば脚はどこから動くのか。
例えば腕はどこから動くのか。
例えば頭はどこから動くのか。
脚は股関節から動きます。
では股関節はどんな関節なのか。
それを動かした時には、どこが、どんな風に動くのか。
腕は胸鎖関節(胸の前)から動きます。
では腕を動かす筋肉はどこから始まっているのか。
それを動かした時には、どこが、どんな風に動くのか。
これらを知っても、体感しなければ使うことは出来ません。
これからも沢山のダンスの解剖学講座や体の使い方講座が開かれると思います。
参加したら「体感」を忘れずに、講座の内容を使えるようになって下さい。
荒木もどんどん企画して行きます。
その時はぜひ来て下さい。
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