足の指は何のためにあるのか。
足には指があります。
でも、毎日靴下を履いています。
靴下だけでなく靴を履いて外に出ます。
家の中でもスリッパを履いている人もいます。
まるで足の指は必要がないかのようです。
毎日、毎日、わざわざ足の指を、動きにくい状態にして生活しています。
どうして足には指があるんでしょう?
逆です。
どうして靴下を履き靴を履くんでしょう!
足に指があるのが人間とうい動物です。
殆どの哺乳類にも足に指があります。
足の指は地面の凸凹にアジャストするため。
アジャストされると安定が良くなり、立ちやすく歩きやすく走りやすくなります。
人間も同じでしょう。
赤ん坊のころは足の指も多彩な動きをします。
まだ靴下や靴の影響が少ないからだろうと思います。
人間本来の足の指の使い方が備わっているからです。
大人になるとどうでしょう。
今、多くの大人の足の指は動きません。
全然動かない人も中にはいますが、殆ど動かない、あまり動かない、動かすのが下手、動きが制限されている人が殆どです。
でも問題ない。
と思っている。
靴下を履き靴を履いているんだから、足の指は無きモノとしてあまり使わないでも立ったり歩いたり走ったり出来ます。
出来ますが、実は本来の立ち方や歩き方や走り方ではないかもしれません。
外反母趾。
O脚。
脚のむくみ。
膝の痛み。
脚の太さ。
ひょっとして足の指を使わなくなったことが原因の一つかもしれません。
いえ、実はそれが原因となっている人が本当に多い。
足の指を使うのは簡単です。
靴下を脱げばよい。
家に帰ったら。
休みの日には。
靴下を脱いでみる。
家の中だけはそうしてみる手があります。
出来ることなら、外に出ます。
芝生の上を裸足で歩いてみる。
裸足で砂の上を歩いてみる。
そうすることで、足が一枚の板のような形状ではなく、5本の指があるヒトの足として使われ始めます。
それはちょっと。
ということなら、足の指でグーパーでも良い。
その前に足に指があることを確認するため、裸足になって一本ずつ指でつまんでみる。
つまんで動かしてみる。
そこから始めてもOKです。
足の指は何のためにあるのか。
ではなく。
せっかくある足の指を使わないなんてもったいない。
そういうことです。
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