2021年 今年観た映画
今年はどれくらい映画を観たのか。
チケットを放り込んでいた缶から取り出して書き出してみます。
01/10 フォードvsフェラーリ
02/07 パラサイト 半地下の家族
02/20 嘘八百 京町ロワイヤル
03/24 ハーレクインの華麗なる覚醒
04/02 一度死んでみた
06/09 幸福なラザロ
07/08 一度も撃ってません
07/09 ドロステのはてて僕ら
07/15 クソみたいな映画
07/16 ゲキ×シネ 「けむりの軍団」
07/28 コンフィデンスマンJP
07/31 パブリック 図書館の奇跡
08/06 今日から俺は! 劇場版
08/27 コリーニ事件
09/17 グッバイ リチャード!
09/23 オフィシャル・シークレット
10/02 マイルス・デイヴィス クールの誕生
10/22 プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵
11/19 ストックホルム・ケース
11/26 ホテルローヤル
12/02 トルーマン・カポーティ 真実の
合計21本。
7月が6本は多いですね。
暇だったのかと思って手帳を見ると、忙しい。
少し気が緩んでいたのか、4月は営業自粛をしていて5月はスクールもオンライン。
映画を観たいと思っていたけど、映画館ではジブリ作品ばっかりで新しいものがなかった時期が続きました。
それが明けてってことだったんでしょうか。
記憶は定かでないので分かりませんが、とにかく何でも観たかったんだろうとは思います。
邦画9本、洋画12本。
邦画しか観ない時期があり、洋画しか観ない時期もあり、結果、関係なくなっている時期に入っています。
戦争映画は観ないと決めていますが、気が付いたら「コリーニ事件」「オフィシャル・シークレット」「プリズン・エスケープ」と3本も観てしまいました。
観るまで戦争の映画だとは知らずに見ましたが、結果としては戦争にまつわる話で、いろいろとというかかなり考えさせられました。
並べてみて今年一番はどれだったかと考えると難しいですね。
映画としては「フォードvsフェラーリ」が良かったと思いますが、ぐぐぐっと迫って来たのは「ゲキシネ 『煙の軍団』」でしたかね。
「フォードvsフェラーリ」はマットデイモンが好きで観に行きましたが、共演のクリスチャン・ベールがとても良かったです。
「煙の軍団」は映画ではなく劇団新幹線の舞台を映画館で上映したので見たんですが、古田新太さんの演技と早乙女太一の殺陣がとにかく絶品で一度に好きになりました。
ノンフィクションでしたが「オフィシャル・シークレット」は好きなストーリー展開というかプロット(ま、ノンフィクションですけど)でしたが、描き方が少し薄い感じで、それがなければもっと良かったのにと思いました。
「マイルス・ディビス」と「トルーマン・カポーティ」は数年前から流行っている手法の映画で、残された映像や記録と本人にまつわる人たちのインタビューなどから構成された映像作品で、意外に見ているのが好きなタイプの映画です。
過去にはジェームス・ブラウンを描いた「ミスター・ダイナマイト」やマイケル・ジャクソンの「ディスイズイット」もそうなのかな。
そしてこれはご存命の方々ですが、昨年の細野晴臣さんの「ノースモーキング」や、ヴィヴィアン・ウエストウッドの「ヴィヴィアンウエストウッド 最強のエレガンス」などもそうでした。
好きな方々のこうした映画はどうしても観に行っちゃいますね。
本当は「コンフィデンスマンJP」が今年の一番になるだろうと思って期待していましたが、映画はとても良かったんですが前作には少し劣るかなと思いました。
それと、三浦さん竹内さんのこともあって、今年の一番とは言えないなぁと思ってしまいました。
「コンフィデンスマンJP」の次回作は難しいかなと、三浦さん竹内さんの訃報を聞いて思っていましたが、逆に次回作をきちんと作ることで、彼らのためにもなるんじゃないかと思ったりもしています。
日本映画では「今日から俺は」面白かった。
何も考えずに笑えて良かったなと思っています。
他の日本映画「京町ロワイヤル」は安定の作品、「一度死んでみた」はどうなんだろう、「一度も撃ってません」は石橋蓮司さん大楠道代さん岸部一徳さん桃井かおりさんですから、これ以外に作りようがないという作品、「ドロステの果てで僕ら」は意外にというと失礼ですが面白い小品だなと、「クソみたいな映画」はノンスタイル石田さんが創ったということで観に行きましたが次回作に期待です。
「ホテルローヤル」はまあこんな感じかなと。
「ハーレクイン」は解説抜きに面白かった。
「幸福なラザロ」は何だか分かりません。
「パブリック図書館の奇跡」は実話だそうですが、少し盛り上がりに欠ける感じ。
「ストックホルムケース」も実話でストックホルム症候群の語源となった事件だそうですが、これはけっこうおもしろかった。
そしてアカデミー賞を受賞した「パラサイト」、これは正直、普通の映画だったなと思いました。
ただ、主人公のソンガンホが好きなので、面白く観る事が出来ました。
パラサイトがアカデミー賞を受賞するのなら、韓国の映画には今後も可能性がかなりあるんじゃないかなと思いました。
ソンガンホ面白いし。
と言うことで今年の映画でした。
沢山観たようでもあり、それほどでもないようでもあり。
映画を観ることで気持ちを安定させていた時もあったかもしれません。
内容よりも観に行くという行動が、ですね。
全ての映画は平日、ほとんど午前中の上映でしたので、人数はパラパラ。
多くても15人くらいしか入っていない劇場で観ました。
少ないと2人という時もあり。
来年も観に行くと思います。
お気に入りの映画館は、渋谷・吉祥寺アップリンク、伏見ミリオン座(名古屋)、大泉学園Tジョイあたりです。
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