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「かも」が大切

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”かも”しれない。
と思っておくのが大切って話です。
整体スクールに入学すると先輩がいたり荒木がいたりして、全然自分が出来ないことを実感してしまうことがあります。
実感と行ってもその時の実感なので、その後もずっとそのままということはありません。
でも、その時はそれが実感なので、どうしようもないと思ったりしてしまいます。

触診の説明をする時によく話すエピソードがあります。

開業して1年目か2年目に手技のDVDを買いました。
業界ではみなさんご存知の先生の手技のDVDです。
その中で触診のようなことをしていました。
患者さんが仰向けに寝ていて、術者は患者さんの頭の側から両肩に手を置いています。
左右の方を少しだけ上下(足方・頭方)に押したり、触れたまま少し止まったりしています。
そのうちにうんうんと頷きます。

左の大腿動脈が少し流れが悪いかな。

???
その時の私の頭の中には???が並びました。
大腿動脈がどのあたりに流れているかは知っています。
まあ、左の鼠蹊部あたりのことを言っているんだと思います。
でも触れているのは両肩です。
胴体の上。
触知したのは胴体の下。
全然場所が違います。

そんなの分かるわけない。

そう思いました。
幾らなんでもこれはこの先生だから出来るのであって、普通の人には絶対に出来ない。
そう思っていました。
それから数年、触診には力を入れるようにしていました。
それからまた数年経ったある日、そうだ肩口に触れて大腿動脈って分かるのかな?と、ちょっとそんな気になって触れて見る機会がありました。
あれっ!
なんか分かるような気がする。
そこでちょっと調子が悪そうな側の鼠蹊部のことを患者さんに言うと、そうですそうです!と答えが来ました。
へ〜分かるものなのか。。。

自分としてはあの先生のようには出来ないと思って、それまでは遠くの深層の状態は考えないようにしていましたが、分かる”かも”しれないと思い始めてからは、どんどんそんなことも考えるようになりました、
分からないんだろうなと思って触れなかったことで、分かるものも分からなくなっていたのかもしれません。
最初から分かる”かも”と思って触れていたら、もっと早めに分かるようになっていたんだろうと思います。

人の脳は面白い性質を持っているようです。
出来ないと思ってやっていると、その「出来ない」と言う自分の思いに、結果を合わせてしまう。
以前にも書いたことがあると思いますが、65歳以上の人の研究があります。
65歳以上の何人かのグループを二つに分けます。
両方のグループに10の言葉の書かれた紙を渡し、一方には「記憶力の実験ですから覚えてください。」と言って渡し、もう一方には「心理学のじっけんですから覚えてください」と言って渡します。
1時間後にテストをすると、「記憶力の実験」と言われた方が、単語を覚える数が少なった(統計的に優位に)と言う結果だったそうです。
全く同じ年齢層で全く同じ単語で全く同じ時間経過でです。
つまりこれ、65歳以上の人は年齢により記憶力が落ちていると思い込んでいることが原因なのではないかと言うことでした。

そんなことない”かも”と思っているだけで、可能性が広がるかもしれません。

 

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