症例別授業 〜 O脚ビフォーアフター
月曜日、てあて整体スクールは症例別の授業でした。
症例別というのは腰痛や肩こり、膝痛やその他の痛みや症状について、どんな風に原因を考えるのかを学ぶ授業です。
腰痛や肩こりの時に、この時はこうすると決まった手順を教える授業ではありません。
患者さんが目の前に来た時に、どんな風に考えれば良いのかを学びます。
2年も3年も通う学校ではないので、限られた時間の中で自分で考えるためのベースを身につけてもらいたいと思っています。
とは言え症状の原因には傾向もあります。
傾向を知っておくことも大切なので、そんな話もします。
話が割と足早になってしまうので、聞き流してしまうと穴が空いたようになってしまうかもしれません。
そんな時は何度も聞き直して貰えば、何度も説明し直すようにしています。
出来れば一回で考え方を自分に染み込ませて欲しいんです。
2度は説明したくない。
でも、分からないままに卒業してもらうのはもっと困るので、説明は何度でもします。
ナンカ嫌味な書き方ですみません。
でも、一度で覚えてやろうと思うくらいで丁度良いと思っています。
覚えてもらうために、考え方や見方の話をします。
O脚の話をしました。
O脚にはいくつかのパターンがあります。
パターンに分類出来ない人もごくたまにいますが、パターンの考え方も知っていれば対応も出来なくはないと思っています。
授業に来ていた生徒さんです。
どちらの写真も左ビフォーで右アフターです。
見れば分かるくらいには変化しています。
この時は施述はしていません。
立ち方を変えてもらいました。
O脚の一つのパターンは、内股になっているパターンです。
内股になるにも色々な原因があるので、原因は問診などで聞く必要があります。
ただ結果として内股になっているO脚の人は、膝を後ろに押して伸ばしている、膝関節が捻れて膝(膝蓋骨)が内側に位置している。
ということがあります。
膝を伸ばしすぎって感じです。
なので、膝を伸ばす時に、膝を後ろに押し付けるのをやめてもらいます。
曲げた膝を少しずつ伸ばして行きますが、外見上は伸びた後も膝を後ろに押そうとするので、それをやめてもらいます。
その上でお尻を締めてもらうように立ちます。
股関節の外旋(外まわし)をすると、お尻がしまったような感じになります。
(後ろからの写真左で分かります。)
そうやって立ち方を変えただけで、膝が近寄ります。
膝を近づけようと内側に締めたりはしていません。
ウソみたいかもしれませんが、本当です。
ちょっと上手く行きすぎているのは、たまたまそう言う使い方をこの生徒さんがしていたということです。(膝を後ろに押し付けて内股)
この後、歩き方の指導もやっています。
歩き方で立ち方が代わりO脚になってしまうこともあります。
もう幾つかのパターンもあります。
そして実際に膝の調整をする時は、当然骨格調整をします。
てあて整体スクールはO脚矯正や調整を専門にやっている訳ではありませんが、考え方は知っておいてもらいたいと思います。
てあて整体スクール
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※生徒募集しています。
興味のある方は連絡下さい。
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