悪い気をもらう!?
先生は悪い気を貰うってことないんですか?
整体スクールの生徒さんに聞かれました。
もう何度も不定期に答えております。
荒木は悪い気は貰いません。
今までもらったことがない。
患者さんから悪い気を貰う事があるんだとしたら、こちらから良い気をあげる事も出来るはずだと思います。
気のやりとりが出来るんだったら、そういう事だろうと思っています。
しかしまあ荒木は気のやりとりをしている感覚がないので、そうは思っていません。
多くの患者さんは調子が悪くて整体院にやってきます。
痛みがあったり動きが悪かったり。
夜眠れずにぼんやりしていたり。
むかつきがある人もいるかもしれないし、頭痛がある人もいるかもしれません。
症状だけでなくストレスやイライラもある事があります。
そういう人はそういう動きや言葉遣いをされる事が殆どです。
人は苦しい時は苦しそうに動き話ます。
それを見ていると、それがうつったようになる。
ミラー細胞というのがあって、患者さんの動きと同じ筋肉が反応してしまうと、こちらも痛みのある体の使い方や歪みが出そうになります。
また、明るい話やハッピーな話、嬉しい話や楽しい話ではなく。
苦しい話や辛い話、救われない話や寝不足の話を聞くと、自分も同調してしまったり、つられて辛くなったりします。
そういうのを一からげにして、悪い気を貰う、と言っているんだろうと思います。
辛い人が来たからと言って、自分も同じようにしない事です。
逆に元気にすれば良いかというと、それはそれでちょっと違います。
自分を持って自分のままでいる事です。
自分を忘れない事だろうと思います。
辛い人が来ても、痛みのある人が来ても、セラピスト自身の体の事を分かっている事です。
そうすれば(悪い気を)貰うことはないと思います。
少なくとも荒木はそうです。
受け取ってしまうのではなく、受け流すことです。
受けて流す。
そうは言ってもらってしまうという人もいます。
セラピストが調子が悪くなってしまう事がある。
そんな時の対処法を昔、先輩から聞きました。
幾つかあるので書いておきます。
・水をコップ一杯飲む。
・手を水で濡らして、頭の上で振って水滴を受ける。
・休日に川に行く。
・休日に池や海に行く。
・大きな木に抱きつく。
木はいつも水分を吸い上げています。
その水の流れが関係あるのかもしれません。
確かに水のそばは良い感じですね。
どうしてもという人は行ってみると良いかもしれません。
でもやっぱり貰わない事かなぁ。
調子が悪くて整体院に行ったら、先生が調子が悪くなったなんて、ちょっと嫌ですよね。
先生は先生で普通にしててもらって、調子が悪かった自分が普通に戻っていくというのが良いと思います。
てあて整体スクール
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