ぷらっと遊び場 〜下北沢 HALF MOON HALL 〜
知人のパフォーマンスを観に下北沢HALF MOON HALLまで行ってきました。
【 ぷらっと遊び場 】
ハーフムーンホールは下北沢駅から10分くらいの住宅街にある小さなスタジオです。
何度か行ったことありますけど、いつも迷ってしまいそうになる。
本当に住宅街にあって、お隣さんもお向かいさんも普通の家です。
もちろんちょっと大きめですけど。
そこで知人がパフォーマンスに出てました。
「ぷらっと遊び場」
いつも観るようなパフォーマンスとはちょっと違うなという予感はありました。
フライヤーが既にいつも観るようなのと違います。
出演者が10名以上いて殆どソロみたいです。
どんなんだろう。
ハーフムーンホールに着くと、既に数人の方が並んでいました。
全席自由ですが、確か30人くらいしか入らないはず。
地下にあるスタジオに数えてみると50人近くの人が入る椅子が用意されていました。
いつもより若干だけ舞台が小さい。
始まりました男性っぽい人3人の群舞というんでしょうか。
いつもはあまりスタジオや舞台では観る事はなく、ティックトックやインスタグラム、フェイスブックやユーチューブで観ることのあるジャンルのダンスです。
ヒップホップ系?ブレイキングやポップやアニメーションて言うんでしょうか。
多分、もうついて行けてないジャンルのダンスです。
最近の普通。
そこからどんどん続きます。
バレエやコンテンポラリーダンスにルーツのあるダンサー。
ヒップホップ系。
ジャズダンス系?
ハウス系?
共通していたのは歌のある曲で踊っていることと、殆どが5分以内のダンスということでした。
そして二組はエアリアル。
これは直接観るのは本当に初めてでした。
全曲、歌が入っていて人の声で動いている踊っているというのが新鮮でした。
自分も来年正月の踊りは歌で踊りますけど、自分自身では歌の作品は殆ど作ったことがありません。
コンテンポラリーダンスだとクラシックだとか現代音楽。
日常的な音やノイズを使って踊ることが多いので、今回は新鮮でした。
踊りの作り方も面白かった。
そして表現の仕方なども。
ヒップホップ系?と言うんだろうか、移動が少なくその場で踊っていたり、自分に向けて踊っているように見えたり。
外に向かうダンスもあったけど。
何やっても良いんだよなぁと久しぶりに思いました。
1980年台に踊り始めた頃は、なんとなくのルールみたいなものがあったように感じていました。
そんなの関係なかったんだろうけど、ジャズダンスやバレエでは舞台上に寝てフロアを使う人は殆どいなかったし、お客さんにお尻を振るようなダンスはなかった。
まして客席に向けて開脚するなんて事は、普通のダンスではほぼありませんでした。
今はそんなのカンケーネーですけど。
それを最初に破ったのを観たのは、ローザスの舞台でした。
あああ何やっても良いんだと思ったものです。
完全なジェネレーションの違いを感じました。
何かが全く違う。
でもそれも楽しめたのが良かった。
夏の五輪で一緒になったダンサーからのお誘いでした。
良いタイミングで良い人たちと知り合えたんだなと思います。
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