手技を信じる事について。
てあて整体スクールで教えている手技は、指針整体と言う整体手技とマッスルエナジーテクニックと言う骨格調整・筋肉調整の手技です。
どちらも構造的に安全で効果が出るような手技です。
構造⁉︎ってどう言うことか少し書きます。
指針整体は押さない揉まない体重をかけない手技です。
実際の方法は全身にトントンと軽い刺激を入れていくもので、一般的にイメージされるように押し込んだり体重を乗せたり揉んだりするのではなく、体に当てた指を深く鋭く入れたら「引く」刺激を入れるところがポイントです。
押さない揉まない体重をかけないので、患者さんの負担はかなり軽いものになります。
揉み返しのような筋肉痛のような菌疲労のような事もありません。
また、リズミカルな刺激が副交感神経を刺激することで、リラックス効果があり筋肉が緩みます。
全身に刺激を入れているので、血管の繋がりが良くなり全身の血流が良くなります。
受けている最中からポカポカし出すのはそのためです。
血流が良くなると疲労物質が流れ、硬さや痛みや重だるさが軽くなっていきます。
強くしない力を使わないことが、効果を産む源泉になっています。
マッスルエナジーテクニックも同じようなことが言えます。
ボキボキしない骨格調整と呼ぶ事もありますが、急激な回転牽引操作などしません。
患者さんにゆっくり軽く2・3割の力で動いてもらうと、筋肉はその後に緩むと言う性質があります。
また、関節をそうやって動かすことで、動きにくい関節が動きやすくなります。
強くしないことで筋肉の持っている性質を上手く使えることになります。
どちらも整体師の上手い下手とは別に、元々、この方法を取ることで効果が出やすい仕組みになっているということです。
だから、心配するよりは、手技を信頼して開業や施術をしてもらいたい、と言う話をします。
卒業したばかりだったり開業前だったり、心配で自信がないと言う話をよく聞きます。
当然だと思います。
臨床経験もないし、初めてのことで心配ばかり先にたったりします。
でも、手技を信じて欲しいと思います。
自分自身の技量は確かに大切ですけど、手技を信じて欲しい。
指針整体もマッスルエナジーテクニックも、信頼出来る手技です。
最初は学んだ事そのままにやっていれば、知らないうちに効果が出ます。
自分の事や手技を疑って、変に手を加えてしまうと逆に効果が薄くなったりします。
そのままやってみること。
力を使わないので、ダメージを与えることは殆どありません。
そしてそれこそが効果を生む原因になっています。
自身はいらない。
手技を信頼して整体してもらいたいと思います。
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