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ダンスの楽しさ

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最近、ちょっと思うところがあります。
なんというかこれはちょっとアレで、何が言いたいのかわからなくなるような予感がしながら書き始めています。

35歳位の時にニューヨークに行きました。
もう30年近く前になります。
会社の関係で半分以上は仕事。
でも夜の時間と日曜に自分で使って良い時間をもらいました。
夜、意を決してアルビンエイリー舞踊団のクラスを受けに行きました。
初めてのニューヨークでしかも夜。
全く行ったことがないクラスに一人で行くんだから、けっこうな決心がいったのを覚えています。
当時はセントラルパークの真ん中くらいの西に沢山並んだアパートのようなマンションのようなビルの上の階にありました。
入り口は本当に暗くて、エレベーターの前に黒人のおじさんがこっちを睨んで(のように見えた)座っていました。
恐る恐る上層階に行き、受付に行くと日本人のような人がいて受付をしました。
カ・タ・コ・トの英語で話すと、日本人ではなく中国人のようでしたけど。
クラスはコンガの生演奏にアフロヘアを振り乱しながら杖で床をゴンゴン叩きながら行う女性。
参加してたのは10数人の黒人女性と白人女性一人で日本人荒木。

同じツアーの日曜にブロードウェイダンスセンター(BDC)というところにも行きました。
こちらは日曜ということもあってか、様々な年齢と人種が入り混じっていました。
鏡前を占拠していたのは日本人女性4・5名。
踊れる人達です。
荒木はものすごくスタイルの良い黒人男性の後ろにつきました。
斜め前には老婆と隣に10歳くらいの少女がいました。
先生は恐ろしく踊れる人でしたが、スタイル男性は全く踊れず、ちょっとがっかり。
でも老婆と少女は楽しそうに曲に体を動かしていました。

次にニューヨークに行ったのは7・8年前で55歳の時。
その時はダンス・ニュー・アムステルダム(DNA)というスタジオに数回。
DNAは今はないようで残念ですけど。
そしてルイジスタジオとステップス(steps)にも行きました。

DNAの更衣室では老人男性と一緒になったので、なんとなくカ・タ・コ・ト英語でタドタド聞いてみると、どこかの大学の教授とかで、休日に体を動かしに来ているとのこと。
また、別のクラスではダンスで在外研修に来ている日本人と同じクラスを受けましたが、半分はプロのような人たちで半分は近所のおばちゃんと言うと失礼ですが、普段着の女性達が来ていました。
ルイジスタジオに行った時は、半分は近所のマダムで一人日本人OLさんが来ていました。
ルイジスタジオのマダムは、指導しているフランシスさんにルイジはそんなこと言ってなかった的なことを言っていたりして、楽しく踊っているようでした。
同じクラスにブロードウェイで踊っていると言う女性が一人いて、もう引退したと言う男性と最後にデュエットを踊っていました。

最近はどうなんでしょう。
日本のダンスの楽しみ方はどうなっているんでしょう。
ジャズダンスのオープンクラスが出来始めて多分30年以上経ちます。
大人バレエが広まり始めて20年以上経つと思います。
スポーツクラブのダンスクラスは何となく減っているようですけど、バレエ熱は減っているような印象は受けません。
数年前からは学校でダンスが必須になりました。

あんまりギスギスしないで楽しく踊れれば良いなと思っています。
でも楽しく踊るのにある程度ガチガチやらないとと言うのも事実かもしれません。
いやいや、本当に体がストレッチされて動かすだけで良いと言うのもありでしょうし。
どうなんでしょう。

みんなが故障をしないようにと思って発信しています。
でも、それよりも楽しく踊りたいとか上手くなりたいと言うのが先に来ると思います。
自分もそうでしたから。
でもやっぱり長く続けるなら、故障は最小限にとどめておきたい。
そのためにはとも思います。
楽しく踊るんだって故障はないに越したことはありませんし。
ストレッチやケアは気がついた時にはやるようにして欲しいなと思っています。

やっぱり何が言いたいのか分からなくなりました。
ま、こんな日もあります。




7・8年前のルイジスタジオ前の荒木。
50代半ばにしちゃ若いよねぇと自分で言っておきます。(笑)

 

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