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浮腫(むくみ)について

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梅雨が近づきました。
浮腫(むくみ)が気になる方も多いのではないでしょうか。


浮腫は皮下組織などの水分が溜まっている状態。
などと言われます。
それってどう言うことでしょう。


飲んだ水や食べたご飯は胃腸など消化器官で消化吸収されます。
水分も当然、吸収されて血液に乗ります。
血液に乗った水分や栄養素などは、血管を通って全身に運ばれます。
全身の血管は基本的に繋がっていて、ぐるぐる回っています。
血液は心臓のポンプ作用と筋肉などのポンプ作用で全身を回ります。
心臓を出る時の血管は大動脈などとても太い血管ですが、だんだん枝分かれして細くなっていきます。
最終的には毛細血管となって筋肉などに網のように入り込んでいます。
それがまただんだんと集まって太くなり、心臓に戻ってきます。
ぐるぐる回っているって言うのは、このことを行っています。


血管の中を血液が流れていますが、水分や様々なものが毛細血管などで血管の外に滲み出ていきます。
滲み出なければ血管の外にある細胞で使えませんから。
血管の外に出た成分は、また血管に染み込んで戻ります。
それがうまく戻らないと、血管の外、皮下組織などにたまることになります。
浮腫の原因ですね。


血管の外に出た成分が戻りにくい原因は何か。
二つ考えられます。
塩分のとりすぎ。
塩分をとりすぎると、体の中の水分の塩分濃度が高くなり過ぎるのを防ぐため、水分が皮下組織などに溜まります。
浸透圧の関係で染み込みにくくなるんだろうと思います。


もう一つは運動不足。
血流は最初にも書いたように、心臓だけでなく筋肉のポンプ作用でも流れます。
足首や膝関節・股関節を動かさず、下肢の筋肉を使わないと、筋肉によるポンプ作用が減ってしまい、血流が悪くなります。
これが原因で水分が戻りにくくなる。
物理的な圧迫が減るからですね。
冬にブーツを履くいて夕方になると、脚が浮腫むのはこの典型です。


浮腫が気になっったら、塩分をとり過ぎていないかを気にすることと、脚を動かすことを考えて下さい。
ウォーキングが出来なかったら、足首を上下に動かしたり、屈伸運動をしたりします。
脚を伸ばして、踵を上げ下げして、爪先立ちになったり降りたりするのも良いです。
やってみましょう。

 

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