てあて整体スクールに姿勢の授業がある訳
肩こりの患者さんの姿勢を見直した写真です。
左が見直し後(アフター)で、右が最初の姿勢(ビフォー)です。
肩甲骨の内上側に痛みのような凝りがありました。
姿勢を見直して左のようになると、凝りがかなり軽くなりました。
腰痛や肩こりの原因の一つに姿勢があります。
姿勢はその人が自分の体を使って作った形です。
そんな風に感じている人はいませんが、姿勢は筋肉の使い方で出来る訳で、その筋肉は自分で使っている訳ですから、自分の使い方の結果が今の姿勢ということになります。
でも、そんな風に使っている感覚はありません。
知らず知らずのうちにやっています。
習慣とか癖ってやつですね。
習慣や癖は”知らず知らずのうちに”というところが厄介です。
どこかをトレーニングすればOKとか、どこかをストレッチするだけで治るというものではないからです。
姿勢はだから少し時間がかかることがあります。
すぐに変わるんですが、継続が難しい。
でも、出来ない訳ではありません。
猫背の人が胸を張れば、すぐに殆どの猫背は治ります。
でもそれをキープするのは難しい。
”胸を張る”という行為、をしているからです。
知らず知らずのうちに、胸を張ったような状態になっているというのがベストです。
てあて整体スクールには姿勢の授業があります。
アレクサンダーテクニークの授業もあります。
姿勢の授業では姿勢の見方と、姿勢の作り方、指導方法を学びます。
トレーニングやどんな位置関係が良いかということではなく、どんな状態が良いか、それをどうやって再現するか。
アレクサンダーテクニークの授業では主に整体師としての自分の姿勢の作り方を学びますが、姿勢に対する考え方も学びます。
する(DO)と言うより、ある(BE)ための授業です。
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