舞踏を見る。 〜 伊邪那美を見てきました。 〜
東京都美術館でやっている公募ZEN展に行ってきた。
知人が「伊邪那美」という舞踏集団を結成して踊るという。
最近知り合ったダンサーと昨年知り合ったダンサー。
舞踏は多くは見ていない。
ただ、強烈な印象があるのは確か。
昨夏、これも昨年知り合ったダンサーの舞踏公演「がらんどうの庭」というのを、吉祥寺の小さなギャラリーで見た。
その時は石井則仁さんという男性ダンサー一人。
今回は女性が二人のユニットの作品でした。
女性には色がある。
そう思います。
特に舞踏のような微かな動きの多い作品では、それがよく分かる。
そしてそれが女性の場合は色に見える。
ダイナミックで空間に開放されていくような拡散されていくような動きが体の中にあって、それが体の外に発散されるのが、皮膚の一枚下で止められているような、エネルギーだけが外に放散されるようなものを感じます。
舞踏の方の動きは微かな動きに見えて、その実は驚くほどの身体能力と動きを持っているのを知っています。
関節の動き以上に筋肉や血管や内臓の動くのがわかります。
すげえ。
と思います。
そしてこの作品はどんどんこなれて、どんどん進化していく作品なんだろうと思います。
もう少し長尺でも、というかもう少し長尺で見てみたいと思う作品でした。(今回20分程度)
今回は山海塾の岩本さんのパフォーマンスも見ることが出来ました。
短い時間でしたが、舞踏を紹介するようなパフォーマンスでした。
とても真摯に向き合っておられるのが分かりました。
はぁ。
レッスンしよ。
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