ゲルハルト・リヒター展
東京国立近代美術館でやっている【ゲルハルト・リヒター展】を観てきた。
良い良いとあっちこっちから薄っすら聞こえて来ていたので、雨でもあるし午前中に時間が取れたので行ってみた。
ゲルハルト・リヒターは名前だけは何となく聞いたことがあった。
そして、作品を観てみたら、知らない訳ではなかった。
と言って知っていると言うほどでもない。
現代美術は好きだけど、詳しい訳ではない。
好きな作家さんは好きだけど、全般的に知っている訳でもないので、大きな声では言わないようにしている。
しかしまあ好きなんだからそれで良い。
それにても良かった。
ゲルハルト・リヒター。
ご存命で1932年生まれの90歳の現役。
いや凄い。
最近の作品を見ても全然歳を取らないし、60歳の時のアブストラクト・ペインティングなんて、ねぇ。
でもやっぱり30代40代の作品はフレッシュな感じがする。
年代を見て驚いたりして、何度も行ったり来たりしながら観ました。
ポップアートの走りのような感覚もあるし、まさに現代美術と言われるような作品もある。
自分の持っている常識のようなものが、いかに浅はかで軽くて古いものかが分かるなぁと思う。
時代はもう随分前に変わっていて変化していて次々に移ろっている。
もう、そんな所には居ないんだと思う。
このタイミングで観られて良かった。
何が良かったのか何に良かったのか分からないが、良かったんだと思う。
こんな動画が上がっていました。
3分50秒の展覧会です。
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