先日の症例別の授業。
てあて整体スクールには手技の他に症例別という座学と実技の授業があります。
他にも授業は沢山ありますが、指針整体と骨格調整と症例別の授業がスクール授業の3本の柱になっています。
腰痛だったらココとココ、肩こりはこういう順番で緩めていく、などなど。
症状毎に決まった手順を指導する整体学校もあります。
それも効果はあります。
ただ、てあて整体スクールでは手順や決まった順番を教える方法を取っていません。
症状毎に原因はどこなのか、その原因を取り除くにはどんな方法があるのか、を考える方法を教えています。
もちろんそれぞれの症状で使う手技も、指針整体や骨格調整と別のものがある場合は教えます。
でも、ポイントは自分で考えられる方法、自分で考える筋道を知ってもらいたいと思っています。
だから最初は「痛みって何?」から始まります。
痛みをどう捉えるか。
これも様々な考え方があります。
てあて整体スクールでは解剖学的な視点から説明の出来る捉え方をします。
解剖学は基本的には見えるものを扱っていますから。
先日の授業は肩こりがテーマでした。
授業の最初と終わりに写真を撮りました。
患者さんにもそうすることがありますが、写真に撮ってビフォーアフターを見ると、感覚的なものと違って、明らかな違いが分かります。
原因や施述の考え方だけでなく、患者さんに説明することも想定しての授業です。
左ビフォー:右アフターです。
分かりやす人もいるし変化が小さい人もいます。
この時は肩には触れていません。(首の付け根から腕にかけて)
それでもこれくらいの変化はありました。
実際の患者さんには肩にも触れることが多いですね。
触れないと満足感がない場合もありますから。
ただ、寝違いや首が回らないような場合は触れないままのこともあります。
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